塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

中庸の態度

2011-01-11 21:43:22 | 日記
 選手が成長する為には、時として批判することが大切です。

 それは僕もよくわかります。

 でも度を越した批判、選手の人間性や選手の家族への批判は避けるべきだと感じていま
す。

 選手の人生やご両親が選手に与えてきた教育や愛情を、メディアやファンが批判すれば
彼らの歩みそのものを否定する形になる為です。

 勿論選手や代理人、家族の態度が不遜に映る時もあるでしょう。

 その際は直接つまり攻撃的に伝えるのではなく、クラブの広報担当に打診をするとか、
選手が敬愛する名プレーヤーの伝言を伝えるとか、

 「婉曲」

 ともとれがちな方法が有効のように感じます。

 (例えばアメリカでは口臭のきつい人間が近くにいた場合、面と向かってその事実を伝え
  るのではなく、デスクや上着のポケットに、ガムやミントを入れておくのだそうです。

  ガム、ミントを贈ることで「口臭注意」を促しているわけです。)

 僕はファンやメディアには

 「中庸」

 の態度が必要だと感じています。

 批判が間違った代物であれば、僕たちは潔く選手に謝罪すべきでしょうし、僕達がこうした
誠実な態度で臨んでいけば、気難しいと思われている選手も心を開いてくれるかもしれません
し、選手の身に何らかのアクシデントがあった際、その背景を丁寧に伝えてくれる気がします。
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素敵なお客様に出会いました。

2011-01-11 20:55:22 | 日記
 今日は店で働いていてとても嬉しいことがありました。

 男性のお客様がビジネススーツを購入してくださったのですが、僕に対して非常に
丁寧な言葉遣いで接して頂き、大変ありがたく感じました。

 年齢は恐らく僕よりも10歳程度年下のように見えましたが、

 「ゆとり教育世代」

 と揶揄される世代でも、こうして周囲に気配りができる人材がいることは、非常に有意義
な事だと思います。

 こうして僕達の存在に敬意を払っていただけると、働いている僕らも嬉しくなり、お客様と
僕達店員のどちらにも相乗効果があります。

 それはサッカーの世界でも同じでしょう。

 サッカーで一番大切な事は、

 「選手が質の高い試合を提供すること」

 これに尽きますが、もし応援している僕たちがゴミを放棄したり、相手、味方関係なく罵声
や野次を飛ばすような振る舞いを見せたなら、どんなに選手が頑張ってもその努力が無駄にな
りますよね。


 確かに批判や反省は必要です。

 でも誰かを戦犯扱いにしたり、ファンが胡座をかいて観戦マナーを守らない事は言語道断です
し、そのようなファンが仮にいたら、クラブから叱責を受けても仕方がありません。

 観客と選手が一体になったその瞬間、スタジアムの熱気は最高潮を迎えます。

 選手とファンが互いに尊重しあえる、そんなスタジアムが増えていくといいですね。
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