塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

本田と香川の共存は可能か

2011-01-09 01:07:24 | 日記
 もし僕がザッケローニ監督の立場ならば、3の中央に香川を置き本田は左翼で
起用します。

 ではどうして本田を左翼で使うかと言いますと、彼を1トップのFWを支える第2FW
として活かせると思うからです。

 システム上は変則的な4-4-2になりますが、彼が1トップの後方から攻撃を仕掛ける
ことで、相手の守備陣系を混乱に陥れることができると思います。

 香川を両翼のいずれかに回すよりも、サイドの攻撃は松井と本田という、香川よりも体力
とフィジカルで勝る選手を起用した方が、日本にとって有利のような気がします。

 もちろん本田が攻撃参加した後方のスペースは、日本にとって急所になりえますし、相手の
カウンターの餌食にならないよう、常に警戒が必要です。

 でも従来の4-2-3-1でも、ふたりは持ち味を消すことなく相手の脅威になり得るはず
です。

 ふたりがポジションを固定することなく、絶えずポジションを入れ替えることで、相手の
マークを外しフリーの場面を数多く作り出せるでしょうし、ザッケローニ監督の中に、本田
をクラブ動揺セントラル・ミッドフィルダーで起用する意志はないでしょう。

 ですから本田も起用法に不満を感じることなく、自分の仕事に集中してくれるはずです。
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ヨルダン戦を前にザッケローニ監督が会見する

2011-01-09 00:57:41 | 日記
 新聞の見出しで

 「香川がトップ下のポジションを熱望」

 というものがありましたが、実際ザッケローニ監督も香川と本田、ふたりのどちらを
4-2-3-1の3の中央で使うか、色々模索しているようです。

 ヨルダン戦の前の記者会見で、やはり香川と本田の共存に冠しての質問があがり、加えて
冒頭でご紹介した香川の希望について聞かれると、

 「そういうことなら監督も、(選手として)アジアカップに出たい。」

 そう返答したそうですから、ザッケローニ監督がイタリアで培ってきた経験は伊達では
無いことが改めてわかりましたし、同時に

 「選手のエゴは見過ごさない」

 という監督の対処法が見てとれます。

 でもザッケローニ監督がユーモアを交えた点が良かったですね。これが

 ハビエル・クレメンテ(元スペイン代表監督)
 ジョン・トシャック(元レアル・マドリー監督)

 など頑固一徹の人物ならば、激高して会見がそこで終わってしまうか、無難な対応で終わっ
てしまった可能性もあります。
 
 この会見ではザッケローニ監督が、指揮官としてだけでなくひとりの人間として、いかに
魅力的な人物かを中東の人間が触れる、良い機会になったと言えます。
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