塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

他者に敬意を払う事

2011-01-08 21:58:23 | 日記
 前回のブログは、ナンバーの767号

 「伝説はいかにして創られたのか」

 を参考に綴りました。

 この号は1980年から2010年までの30年間、欧州サッカーの世界で名を残した
クラブ(バルセロナ、ミラン、アヤックス、そしてレアル)にスポットライトをあて、彼
らが残した軌跡を振り返っています。

 僕は今年でインテルのファンになって18年ですが、ミランが残してきた結果には、僕なり
に敬意を払っているつもりです。

 特に
 アリゴ・サッキが提唱した「ゾーンプレス」と「オランダトリオ」
 1991-92シーズンに残した無敗優勝

 など、80年代後半から90年代前半にミランが残した足跡には、インテルファンの僕も
ひどく興奮しますし、宿敵だからといって卑屈になる必要はなく、むしろ

 「貴方たちが残した結果は、インテルの立場から見ても賞賛に値する」

 と握手を求めるのが自然な行為に映ります。

 欧州サッカーはダービーマッチや都市国家の名残に見られるように、対戦相手の功績を
素直に喜べない点が、暴力行為やかつてのスタジアム問題の要因のひとつになっている気
がするんです。

 ですので対戦相手でも、この選手が凄いと思えば素直に賞賛したら良いと思うのですが、
心理的にはそうもいかないのでしょう。

 ですので僕はパオロ・マルディーニが築いたキャリアは本当に凄いと思いますし、ミラン
ファンの1部が彼の経歴に汚点を塗る行為

 (最後のホームゲームで、ファンの1部がマルディーニに罵声を浴びせた)

 はひどく残念に思いましたし、イニエスタやマルディーニのような存在が、これからも
サッカーの分野では不可欠だと考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イニエスタのメッセージ

2011-01-08 21:46:06 | 日記
 「ダニ・ハルケ 永遠に僕らと共に」

 昨年のワールドカップ決勝でゴールを奪った後、上記のメッセージを記したアンダー
シャツを披露したアンドレス・イニエスタ。

 イニエスタの今は亡き親友への伝言は、ハルケが在籍していたエスパニョールのファン
と選手もおおいに感謝し、賛辞を贈っているとのことです。

 イニエスタはエスパニョールを含む全てのサッカーファンから、祝福を受けたいと考え
てあのようなメッセ-ジを披露したわけではありません。

 純粋にハルケへの想いと、残された家族に哀悼の意を改めて表現したかっただけなので
しょう。

 でも彼の行為にここまでの反響を呼んだ理由は

 「近年のお金まみれのサッカー界に、ファンが嫌悪感を示している」
 「エスパニョールとバルサは宿敵関係にある」

 この2点が関係していると僕は考えます。

 ましてや宿敵といっても、カタルーニャ地方のサッカーファンの多くはバルサ寄りで、
エスパニョールは正直脇役の面は否めません。

 でもそんなクラブの枠を飛び越えて、大きな勇気を与えたイニエスタの行為。

 それは他人に敬意を払うことの大切さを改めて浮き彫りにしたことに加え、サッカー選手
は人として自身が常に

 「自分磨き」

 をしない限り、大成できないことを教えてくれたと感じています。

 (参考文献 ナンバー767号 文芸春秋刊)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自然な態度で接したならば

2011-01-08 17:11:08 | 日記
 僕が調べ物をする際、他人に声をかけることが少ないのは

 「どうしてわからないの?」
 
 という返答が僕に返って来ることが多い気がするからです。

 僕が聞かれる側で仮に同じ返答でその人間に接すると

 「何でそんな言い方するの?」

 と聞き返してくる。僕は普段あなたが返答している同じやりかたをあえて用いただけ
なのに。

 そう思うのです。

 僕は声を荒げたり、大声で返答するのではなく、ただ普通の声で

 「こうしたらいいよ。」
 「すまない。僕もわからないので、誰か別の人間を探してもらえないか。」

 そう言って欲しいだけなのですが、なかなかそうはいかないのが実状です。その背景
には僕の質問の方法がまずく、答える人間がどう返事をしたらよいかわからない。とい
う意味もあるかもしれません。

 ですので僕がもしサッカーの事を聞かれたら、決してぞんざいな態度をとらないよう
注意したいといつも考えています。

 「この選手名鑑が役にたつよ。」
 「この試合を観るなら、この駅で降りてこのバス停からシャトルバスが出ているよ。」
 「飲み物はペットボトルではなく、水筒に詰めた方が良いよ。」

 など、柔和な表情で僕が伝えたら、話し掛けてくれた人もきっと喜んでくれると思います。

 初めての出来事に挑戦する際は、それが自発的ならまだしも、受け身の際に緊張するのは
当たり前のこと。

 聞かれた側は、自然な態度をとることが大前提だと思うんです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

調べ物が必要ならば

2011-01-08 17:00:11 | 日記
 僕はサッカーに限らず自分の興味のある分野を勉強する際、

 「人に教えを請う」

 という発想がありません。

 例えばサッカーならば選手名鑑や各ガイド、そしてテレビの映像や新聞記事で、選手名
やリーグの情報、そしてスコアを調べます。

 それは周囲に「教えを請う」人間がいないこともそうですが、僕は昔から自分の関心の
あることは、自分で調べる習慣が合って、その習慣が今でも根付いているんです。

 「人に物を尋ねることほど難しい物は無い。」

 僕は学校を卒業して以来、この出来事を痛感することが多々あります。

 人に尋ねても物事が解決するとは限りませんし(だからといって尋ねる事は僕もしますし
全否定するわけではありません。)、尋ねた相手が知らない時もあります。

 ですから僕はひとりで過ごすことが苦にならない。という性格上の問題もありますが、
個人で調べることが多いですね。

 今池上彰氏が大変な支持を集めているのは、池上氏がリポートする際、決して見下した
態度をとることが無いからだと思います。

 例えば今ホッヘンハイムで指揮をとるラングニック氏も、本国ドイツでは

 「ゾーン・マイスター」

 と過去に呼ばれていました。

 従来ドイツは守備の基本をマン・マークに頼ることが多く、ゾーンの利点を語る人間が少
なかったんです。

 そこで現れたのがラングニック氏で、彼はゾーンに限らずサッカーの戦術をわかりやすい
言葉で丁寧に教えた。もちろん

 「何でこんなことがわからないの?」

 という態度は決してとりませんでした。そこでドイツのファンはラングニック氏の解説を
支持するようになったんです。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長野パルセイロ、売ります・買います

2011-01-08 13:29:43 | 日記
 パルセイロの歩みを知ることで、長野市を含む周辺市町村の支援を得る大きな
手がかりが改めてつかめるかもしれませんし、僕らも新たなイベントや応援方法が
見つかるかもしれません。

 例えば

 「パルセイロ、売ります・買います」

 という題目で、自分の持っているパルセイログッズのフリーマーケットを開くと
いうのはどうでしょうか?

 たしか数シーズン前、試合終了後エルザ時代を含む選手達のお宝グッズの販売があったと
記億していますが、選手達やクラブからだけでなく、ファンもグッズを提供したら良いと考
えました。

 例えばレプリカジャージ。

 「体型が変わって着られない。」
 「子供に買ったけど成長してもう着る事も無い。
  だから誰かお子さんがいる方に譲っても構わない。」

 そんな方が欲しいという方に譲ったら良いと思うんです。勿論フリーマーケットですから
お金は出品者の懐に入りますし、値段の交渉は当事者同時が話しあったらいい。

 逆に選手やクラブが出品し売れた品は、クラブの収益や長野市への寄付にまわすべきでしょう
し、会場料が有料ならば、訪れた人間から使用料を徴収すれば問題ないと思います。

 僕自身フリーマーケットは大学の文化祭に参加した1回のみですが、なかなか活気がありました。

 クラブとファンの交流としても面白い考えだと僕は思いますが、
 
 「グッズを手放したくない」

 という方も多いでしょうから、いささか難しい点もあるかもしれません。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする