塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

TPPと外国人枠(2)

2011-01-05 00:54:02 | 日記
 僕自身は農業には関税が必要だと思います。

 工業製品はともかく、農作物の場合は狂牛病や鳥インフルエンザなど、主に畜産業で
大きな病原体が発見される場合があります。

 もし関税で輸入が制限されたなら検閲が一定の効果をあげられるでしょうし、国内の
畜産業者に対する行政の対応も、遅れが無い限り行き届くと思います。

 日本は優れた農作物を作る土壌がありますから、やはり

 「品質」

 で勝負すればきっとその効果が現れるはずですし、アメリカのパタゴニア社のように
社員食堂で社員が食べる食材は全て

 「オーガニック」

 という会社も存在しますし、このような試みはこれからも増えてゆくはずです。

 価格に依存しない品物は、きっとこれから重宝されるはずです。

 ではサッカーの世界の若手の育成や外国人問題はどうすれば良いのでしょうか?

 例えば日本の場合ですとJ3を創設してプロとしての受け皿を広げ、まず雇用の場所お
確保する必要があると思います。

 また外国人枠も現段階では必要だと考えます。

 今の日本の各クラブの財政を踏まえると、外国人選手の乱獲はしたくても出来ないでしょ
うが、制限が存在した方が各クラブがその同じ制限の中で運営をしてゆくわけですから、ク
ラブの特色が現れ、むしろ制限が無い場合よりも興味が湧くはずです。

 勿論若手の起用は勇気がいりますし、前レッズのフォルカ-・フィンケのように勝ち点3と
若手の抜擢が両立できず、支持を失った監督も存在します。

 ですので若手の育成は監督の主観やクラブの方針にも大きく左右されることは間違いない
でしょうが

 「J3の創設」
 「外国人枠の維持」

 このふたつが日本の育成に何らかの働きかけがあると、僕は今感じています。
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TPPと外国人枠

2011-01-05 00:43:36 | 日記
 最近紙上を騒がせている単語に

 「TPP」

 と呼ばれる物があります。

 このTPPというのは日本語で「環太平洋連携協定」と呼ばれるもので、このTPP
を日本が受け入れると、例えば輸入米に今までかかっていた778%!!の関税が、10
年後には

 「0パーセント!!」

 になってしまうそうです。

 ですので日本の農家の方達は、価格の安い外国の農産品が今まで以上に日本の市場を
席巻することを恐れているんです。

 今年に入ってから信濃毎日新聞は、これら農業と僕達の関係について様々な角度から
報道しているのですが、僕はこの記事を読むとスポーツの世界で議論されている

 「外国人枠」

 と同じ問題のような気がするんです。

 欧州はEU発足後、国境という垣根を越え、人材や通貨の流通が極限にまで高まりまし
たが、ギリシャやフィンランドの財政問題など、必ずしも一枚岩ではありません。

 同様に人材の流動はサッカーの世界でも同様で

 「インテルが2010シーズン3冠を達成した事は素晴らしいが、スタメンにイタリア
  の選手はいないし、指揮官はポルトガルの人間だ」

 「イングランド代表が大舞台でいつも冴えないのは、プレミアで外国人選手の割合が大す
  ぎ、若手の出番が限られているからだ。」

 と様々な議論が日常巻き起こっています。

 農業が完全自由化すれば僕たちの食卓の風景は大きく変わるでしょうし、サッカーの世界も
若手の育成は大きな問題ですから、やはり何かしらの解決策が必要でしょうね。
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