塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

松井大輔、アナザースカイにゲスト出演(2)

2011-01-15 00:30:49 | 日記
 実際松井は、ル・マンのファンから大きなサポートを得ていました。

 番組では松井がル・マン時代に住んでいたアパルトマンを訪れ、隣に住んでいた
ご夫婦を抱擁を交わすのですが、番組のスタッフが

 「日本代表とフランス代表が戦ったら、どちらを応援しますか?」

 という意地悪な質問をしたんです。

 ご主人は苦笑いしながら

 「松井が出場するなら日本代表かな」

 と答え、奥様が

 「ここにはあなたの本当のファンがいるわ」

 と松井に伝えたんです。松井自身ご夫婦との再会は嬉しかったでしょうが、それ以上に
ふたりの温かい言葉と気持ちが身に染みたと思います。

 今日本代表に限らず、多くの日本人選手が世界各国で腕試しをしていますが、願わくば
松井のように現地の方、隣人の方からサポートを得られるようになるといいですね。

 例えば長友はユヴェントスがチェゼーナに対し、正式に獲得の打診を行うようですが、長
友の出発点はトリノではなくチェゼーナであることを、彼は忘れてはいけません。
 
 もし長友がその事実を忘れなければいつでもチェゼーナの街とファンは、彼の来訪を温か
く迎えるはずです。

 サッカーは興行ですから様々な形で人々との交流が生まれますが、その交流こそがサッカー
の醍醐味のひとつと言えるかもしれません。
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松井大輔、アナザースカイにゲスト出演

2011-01-15 00:20:27 | 日記
 昨日の23時から日本テレビ系列で放送された「アナザースカイ」のゲストは、
サッカー日本代表の松井大輔でした。

 アナザー・スカイの趣旨は、

 「ゲストがかつて訪れた思い出の街を本人と共に再訪する」

 というもので、今回松井大輔が訪れた街は、フランスでプロ・キャリアを初めてスタート
させた

 「ル・マン」
 
 でした。

 番組の最後で彼は

 「ル・マンは僕にとって心の拠り所」

 と心情を吐露したんですが、僕は松井の抱いた気持ちがよくわかります。

 まず松井自身、近年の移籍がお世辞にも成功しているとは言えません。

 サンテティエンヌからグル・ノーブル、そしてトムトムスクから再びグルノーブルへ。
トムトムスクへの4ヶ月の短期移籍の終了後は、レッドダイヤモンズへの移籍も囁かれま
したが、彼が選んだのではグル・ノーブルへの復帰でした。

 サンテティエンスでは思うように行きませんでしたが、このフランスの古豪への移籍の
きっかけを掴んだのがル・マンの地であり、松井自身常に安定した活躍をみせていました
から、この地とクラブに思い入れがあるのは当然と言えます。

 腰を据えてひとつのクラブで活躍できれば、代表召集も受けやすいですしファンのサポ
ートも得られやすいですからね。
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