塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

一足を長い期間で販売してはどうでしょうか

2025-01-26 01:09:55 | 日記

 コンバースのワンスター、オールスターを履くたびに、しみじみと

 

 「この靴でプロ選手がバスケットボールをしていたのだ」

 「これらがNBAの伝統に貢献している」

 

 とその思いと重みを感じます。

 

 コンバースがワンスターやスター・アンド・バーズを生み出したのは

 

 アディダスが耐久性と足首の保護が可能なレザーを採用した「スーパースター」を開発、発売

 この名品の影響は絶大で、コンバースは新製品の開発を余儀なくされる

 ワンスターの発売の後には、やはりレザーを用いた「プロレザー」を投入する

 

 という、ある意味で健全な競争があったんですよね。

 

 僕はスパイクを購入したことはないので、何とも言えませんが現在のスパイクの新商品開発サイクルは、短すぎると思うのです。

 

 新商品をすぐに開発しないと、市場を他の企業に奪われる

 新商品の提供により、顧客である著名選手をつなぎとめることができる

 

 という、ある種の脅迫概念があるのではないでしょうか。

 

 中村俊輔というアディダスの顔が、結果的にとはいえ廃盤となったF50を履き続けたことは、アディダスにとっては新しい発見だったのではないでしょうか。

 

 だからこそアディダスは、再度F50を市場に投入し反響を得ましたよね。

 

 案外一足を長い期間で販売する方が、費用対効果は高いのかもしれません。

 

 小売店もお客に向けて販売促進をじっくり検討できるでしょうし。

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