塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

あまりに才能があふれることの弊害

2023-10-20 22:11:30 | 日記

 アーセナルに在籍するドイツ代表のカイ・ハベルツ。

 

 最近契約をナイキからプーマに変更したことで話題の彼ですが、指揮官のミケル・アルテタは、このドイツ代表のポジションを決めかねているといいます。

 

 識者の多くは、カイ・ハベルツを9・5番の選手と認識していますね。

 

 僕がミケル・アルテタならば、ブラジル代表のガブリエル・ジェススを1トップに、カイ・ハベルツをジェススの背後、つまり縦に並べる4-4-1-1を採用するでしょうか。

 

 ハベルツを中央に置く4-2-3-1もあると思いますが、両翼の空間をハベルツが友好的に使うと形もあると思ったのです。

 

 過去、イタリア代表のロベルト・バッジョも、最も適性のあるポジションがどこなのか、マスメディアを通じて大きな議論になりました。

 

 逆に言いますと

 

 才能があるということは、器用貧乏に陥りやすい 

 指揮官もあれこれ試し過ぎて、結果結論が出ない

 選手も自分の個性がわからなくなる

 

 というドツボにはまりかねないのではないでしょうか。

 

 アーセナルはブカヨ・サカやトーマス・パーディにジンチェンコと戦力が揃っていますし、マルティン・ウーデゴールは遂に自分を最大限活用してもらえるクラブと出会いました。

 

 従ってミケル・アルテタの舵取りが大きく命運を左右すると思いますね。

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選手の移籍は慎重さが不可欠か

2023-10-20 21:57:16 | 日記

 サッカーが他の競技と大きく異なる要素に、どこか宗教的なにおいがありませんか。

 

 例えばベルギー代表のロメル・ルカク。

 

 インテル・ミラノからの退団を画策し、ユヴェントスに探りを入れる、チェルシーとも駆け引きをして最終的にはASローマへの移籍を決断。

 

 彼の行動は決して褒められはしませんが、ルカクの言い分、代理人の行動は聞くべきではないでしょうか。

 

 仮にインテルからユヴェントスへ移籍が決定したとすれば

 

 「彼はインテルを裏切った」

 「ルカクの顔などに度と見たくない」

 

 というファンはいるでしょうし、ウルトラスはルカクを脅迫したかもしれません。

 

 コロンビア代表のファン・クアドラードの移籍が話題になったのも、子の宿敵の間柄のためででした。

 

 オスマン・トルコはスルタンの下で、キリスト教徒を強制的にイスラム教に改宗させた軍隊「イエニチェリ」を組織しましたが、最終的には解体します。

 

 フランス王のアンリ4世は、国内の宗教紛争をまとめるために、自分が幾度もローマン・カソリックとプロテスタントと間を行ったりきたりしたほどです。

 

 インテルミラノからACミラン、もしくはユヴェントスへの移籍は

 

 カソリックからプロテスタントへ

 宗派を変更することは相手からの批判をまともに浴びる

 

 というわけで、選手は移籍には重々慎重になるべきかもしれませんね。

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もし日本サッカー協会が、外国籍指揮官を求めるなら

2023-10-20 21:46:45 | 日記

 先日、スポーツナビだったと思いますが、小宮良之氏が日本代表監督について語っていました。

 

 もし日本サッカー協会が、森保一日本代表監督の後任に、再度外国籍を招くならば

 

 既に名声のある監督ではなく、クラブレベルでの知名度を高めている存在

 その方が支払う報酬も安くで済む

 

 という内容だったと思います。

 

 ではブライトンのゼ・デルピはどうでしょうか。

 

  これは当然、「三笘薫」を最大限代表で活用すべき形です。

 

 ベルギーのサンジロワーズから加入し、常にこの日本代表の実力を認めてきたデ・ゼルピですが、ブライトンとサンジロワーズは提携クラブですから、距離感が近いことも確かです。

 

 しかし、三笘薫が活躍できることは別問題であり

 

 ベルギーよりも日程ははるかにタイトであること

 審判の笛は基準が異なり、上位と下位の戦力差が少ない

 

 ことがFAプレミアシップの特徴です。

 

 ブライトンの4-2-3-1は、日本代表同様に両翼の活性化が不可欠であり、日本代表はその両ウイングが充実していますから。

 

 現状、僕は右の伊東純也が鮮烈を離れた際の保険は必要かと思いますね。

 

 現状、フルバックとの連動はありますが、単騎での突進になることも多く、独力で打開することは怪我の多さにつながりますし。

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