コンバースは米国バスケットボールの発展に大きく寄与してきました。
今はさほどではありませんが、最盛期の1980年代はオールスターを数多く抱え、特にジュリアス・アーヴィングとの契約は、コンバースに大きな実りをもたらします。
今でも復刻版が発売され、人気のコンバース・プロレザー。
こn白い本革に赤い星の色彩は、アーヴィングが好んで使用した品でファンは彼のあだ名を用いて「ドクターjモデル」を親しみました。
名手アーヴィングは1883年に全米王者に輝くと、87年に引退しますがコンバースは
1986年 彼専用バッシュ「ドクターj」を発売
1997年 衝撃吸収素材リアクトを用いた「ドクターJ2000」を発売
という形で彼に敬意を払います。
1994年、ナイキは看板商品であるエアー・ジョーダンが記念すべき10作目を迎えたこともあり、靴底にマイケル・ジョーダンの足跡を刻みます。
この記念碑は印象がつよかったせいか
「最後のジョーダンなのか」
「ジョーダン・シリーズは今後、高値になる」
とファンは心配しましたが、杞憂に終わりました。
というように、選手使用品は選手のためという目的だけでなく、引退する選手への愛情、記念的価値観でも発売されます。
ナイキは米国女子サッカーの第一人者、ミーガン・ラピノーが、2023年を持って引退するということで、記念碑的スパイクを提供しています。
1990年代 ミハ・ハム
2000年代 ワン・バック
2010年代 ミーガン・ラピノー
というように、米国女子サッカーはこれまで多くの名手を生んできました。
今後、彼女がどのような形で過ごすのか僕にはわかりかねますが、代表監督はラピノーの後任に頭を悩ますでしょうね。