前回お話ししたチャンピオンは、バスケットボールの世界では知られていますが、サッカーの世界ではそうでもありません。
例外的なのは破産する前のACパルマと契約した、2002年から04年でしょうか。
この時期のACパルマは
カメルーン代表のパトリック・エムボマが中田英寿と共に在籍
結局最後の獲得トロフィーとなる、コパ・イタリアでの優勝
中田が指揮官チェーザレ・プランデッリの下、慣れない右翼にコンバート
アリゴ・サッキがテクぬかる・ディレクターになるも、23日で離脱
というように、現在まで続く「混迷」が始まった印象が強いですね。
ボールはモルテンが提供し、ジャージはチャンピイオンが支給という、一風変わっア空気が感じられたものです。
チャンピオンは現在、米国製、中国製のほか、ベトナム製、ホンジュラス製、イタリア製にトルコ製と、世界各地に工場を持ちます。
トルコは親日国として知られる一方、縫製工場が多く衣類の生産に定評があります。
リーバイスも最高峰の品「リーバイス・ヴィンテージクロージング」の縫製を、トルコ生産で提供しているほどです。
現行の品は、かつてのずっしりと目が詰まった重みのあるリバースウイーブではなく、もっと軽量で動きやすい形に変化していますが、オールドファンはそこが物足りないのかもしれません。
そのための伝統ある米国生産のリバースウイーブを残し、「今風」も作るということなのでしょう。
チャンピオンズはこのACパルマとの契約ヲ終えると、サッカーの世界に参入しなくなりましたが、今後の展開はあるでしょうか