日本テレビ協賛の下で開催される、冬の全国高校サッカー。
僕は初戦の組み合わせが決まるまで、東京都B代表の帝京高校が、15年ぶりに参戦することを知りませんでした。
テレビインタビューに答えていた主将が、「古豪」という単語を口にしていましたが、それだけ15年という歳月が学生、学校、コーチに重くのしかかっていたのでしょう。
ちなみに今回は、山梨県、長崎県代表が常連の山梨学院、国見高校ではないですよね。
青森県は青森山田高校ですが、県予選もその内容と優勝校の顔ぶれが変化している模様です。
「古豪」という言葉には
昔はよかったが現在は、という昔を懐かしむ気持ち
昔はあんなに強かったのに、という現在の脆弱さを嘆く気持ち
そして今在籍する選手たちを、暗い気持ちにさせてしまう
という、良い印象ではないですよね。
それでも帝京高校は15シーズンぶりに選手権の参加を決め、歓喜にわいたわけですが伝統校でも15年の歳月を経て、初戦に勝利することは難しい面があります、(対戦高校は京都代表の京都橘)
FIFAワールドカップも同様で、ウルグアイ代表、ネーデルランド代表のように、出場機会の間隔があいてしまうと、古豪と呼ばれかねない面があったものです。
むしろ予選の対戦相手によって力量が異なるわけですが、日本代表の連続出場はもっと敬意を払われる出来事かもしれません。
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