塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

勝率「0000」から蘇ること

2025-01-08 13:32:55 | 日記

 NFLにデトロイト・ライオンズというチームがあります。

 

 今スポーツナビで今季の成績表を確認しましたら、15勝2敗という素晴らしいシーズンを送っていますが、ファンは感慨深いと思いますよ。

 

 どうしてかといいますと、2008年だったと思いますが、デトロイト・ライオンズはシーズン全敗、つまり勝率「0000」で終えるという、あらゆる競技の概念を覆したためです。

 

 サッカー、野球、アイスホッケーにバスケットボールと、米国では多くのプロリーグがありますが、どの競技も勝率「0000」はありません。

 

 MLSは日本や欧州とは異なり、どんなに敗北しても降格はなく、NFLが野球十比べると試合数が少ない点も確かです。

 

 本拠地である「フォード・フィールド」では、ファンのため息しか聞こえなかったといいますが、それでもオーナーはGMのマット・ミレンという人物を、最後までかばい契約を続けようとします。

 

 逆に言いますと、ドラフト指名や選手のトレード、そして指揮官の選出でNFLの勢力図が大きく変化するという証拠でもあります。

 

 実際、あのトム・ブレイディが在籍したことで有名なニュー・イングランド・ペイトリオッツは、今季4勝13敗と成績は低迷しています。

 

 この条件をサッカーに当てはめるならば

 

 マンチェスター・ユナイテッドにも復活の可能性はある

 しかし、そこにはち密な補強が不可欠である

 お金をけた違いに使うことが、補強ではない

 

 という点も必要なのでしょうが。

 

 ただ、既にアモリム新監督は、ガルナチョやマーカス・ラッシュフォードを構想外にしているとも言いますし、クラブの顔ぶれは今後劇的に変化するかもしれません。

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