NFLにデトロイト・ライオンズというチームがあります。
今スポーツナビで今季の成績表を確認しましたら、15勝2敗という素晴らしいシーズンを送っていますが、ファンは感慨深いと思いますよ。
どうしてかといいますと、2008年だったと思いますが、デトロイト・ライオンズはシーズン全敗、つまり勝率「0000」で終えるという、あらゆる競技の概念を覆したためです。
サッカー、野球、アイスホッケーにバスケットボールと、米国では多くのプロリーグがありますが、どの競技も勝率「0000」はありません。
MLSは日本や欧州とは異なり、どんなに敗北しても降格はなく、NFLが野球十比べると試合数が少ない点も確かです。
本拠地である「フォード・フィールド」では、ファンのため息しか聞こえなかったといいますが、それでもオーナーはGMのマット・ミレンという人物を、最後までかばい契約を続けようとします。
逆に言いますと、ドラフト指名や選手のトレード、そして指揮官の選出でNFLの勢力図が大きく変化するという証拠でもあります。
実際、あのトム・ブレイディが在籍したことで有名なニュー・イングランド・ペイトリオッツは、今季4勝13敗と成績は低迷しています。
この条件をサッカーに当てはめるならば
マンチェスター・ユナイテッドにも復活の可能性はある
しかし、そこにはち密な補強が不可欠である
お金をけた違いに使うことが、補強ではない
という点も必要なのでしょうが。
ただ、既にアモリム新監督は、ガルナチョやマーカス・ラッシュフォードを構想外にしているとも言いますし、クラブの顔ぶれは今後劇的に変化するかもしれません。
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