面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

ジャニーズ社長がジャニー喜多川の性的虐待を認める

2023-05-15 22:30:53 | マスコミ
BBCがジャニー喜多川の性的虐待を報道し、元ジャニーズジュニアの被害者による証言が相次ぎ大マスコミの新聞、テレビは報道しない自由で少し報道するだけだったが、週刊誌やツイッターでは盛り上がる一方だった。

それに耐えきれなくなったのだろう。ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長がジャニー喜多川の性的虐待を認めて謝罪した。事実認定については明言を避けるものだったが。

~~引用ここから~~
ジャニーズ事務所社長「深くお詫び」 性被害の訴え受け | NHK

ジャニーズ事務所社長「深くお詫び」 性被害の訴え受け | NHK

【NHK】ジャニーズ事務所の元所属タレントの男性などから、4年前に亡くなったジャニー喜多川前社長による性被害を訴える声が相次いでい…

NHKニュース

 


ジャニーズ事務所の元所属タレントの男性などから、4年前に亡くなったジャニー喜多川前社長による性被害を訴える声が相次いでいる問題で、ジャニーズ事務所は14日、今の社長が出演する動画を公開し、「被害を訴えられている方々に対し、深くお詫び申し上げます」と述べました。

ジャニーズ事務所は、2019年に亡くなった前社長による性被害を訴える声が相次いでいることについて、14日、藤島ジュリーK.社長が出演する動画を公開しました。

この中で、藤島ジュリー社長は「創業者ジャニー喜多川の性加害問題について世の中を大きくお騒がせしておりますこと心よりお詫び申し上げます。何よりもまず被害を訴えられている方々に対して深くお詫び申し上げます」と述べました。

そして、見解と対応を説明する文書を掲載しました。

この中では、一連の性被害の告発について、ジャニー喜多川前社長が亡くなっていることから個別の告発内容が事実かどうかを判断するのは容易ではないとした上で、「目の前に被害にあったと言われる方々がいらっしゃることを、私たちは大変重く、重く受け止めております」としています。

また、今後の対応として、外部から新しく社外取締役を招いて経営体制を抜本的に見直すほか、カウンセラーや医師などの指導のもと、相談を希望する人のための窓口を今月中に設置するということです。

そして、藤島ジュリー社長自身の経営責任について、当時は取締役だったものの、この問題を積極的に知ろうとしておらず責任があったと認めた上で、今すべきはこの問題から逃げることなく経営改革、社内意識の抜本的改善をやり抜くことだと考えているとしました。

藤島ジュリーK.社長の動画の内容の全文です。

「株式会社ジャニーズ事務所代表取締役社長、藤島ジュリーでございます。この度は、創業者ジャニー喜多川の性加害問題について世の中を大きくお騒がせしておりますこと心よりお詫び申し上げます。何よりもまず被害を訴えられている方々に対して深く、深くお詫び申し上げます。そして関係者の方々、ファンの皆様に大きな失望とご不安を与えてしまいましたこと、重ねてお詫び申し上げます。大変遅くなりましたが、各方面よりいただいていたご質問に対して、このあと書面にて回答させていただきます」

専門家「組織全体で再発防止の手立てを」
性暴力被害についての研究や被害者の支援を行っている上智大学の齋藤梓准教授は「組織の態度を明確にするという意味でも、トップがきちんと説明することはとても大事だ。外部の専門家が関わっているということなので、適切な専門家の助言を受けて、適切な対応が進むことを願っている」と話しました。

その上で「きちんと調査をして、その人の人生を長い間、苦しめてきたのであるならば、その環境を作り出した事務所がきちんと事実を認めて、謝罪することが非常に重要だ。中にいる人が安心して活動ができて、応援する人も安心して応援できるようになるために、組織全体で再発防止の手立てをとることや性暴力を許さない姿勢を示し続けることが大事だと思う」と指摘しました。

松野官房長官「コメント控える」
松野官房長官は、午後の記者会見で「民間法人による公表の内容について、政府としてコメントすることは控える」と述べました。

一方で「一般論として申し上げれば、性犯罪・性暴力は被害者の尊厳を著しく踏みにじる行為であり、決して許されない。相手の同意のない性的な行為が性暴力という認識を社会全体で共有し、性犯罪・性暴力の根絶のための取り組みや被害者支援を強化していく必要がある」と指摘しました。

その上で「先般、関係府省で決定した方針に基づいて対策の強化に取り組むことにしており、取り組みをしっかりと前に進めることにより、誰もが安心できる社会を実現していきたい」と述べました。
~~引用ここまで~~


今までジャニーズ事務所に忖度していた新聞、テレビも藤島ジュリー景子が認めて謝罪すると一斉に報道した。本当に日本のマスコミは報道しない自由しかない。

しかも私自身はスポーツ新聞やワイドショーを見てはいないのだが、ジャニーズ事務所の言い分ばかりを報道して被害者に寄り添ったり、性的虐待を非難する報道はほとんどないようだ。

公平に言えば今まで報道して来なかったことを反省するマスコミもある。だがそれは少数派だ。ジャニーズ事務所に忖度して報道しない自由だったことを反省することなく一斉に報道し出すことが恥ずかしくないのか。

国境なき記者団の報道の自由ランキングはあまり信頼できない指標だが、日本に報道の自由がないことは事実だ。新聞、テレビには報道しない自由しかない。

だから私はマスコミが大嫌いなのだ。

藤島ジュリー景子がジャニー喜多川の性的虐待について知らなかったはずがない。週刊文春が特集を組んで報道したあとジャニーズ事務所が裁判を起こして東京高裁で事実認定され、最高裁でも追認されたのだから。当時藤島ジュリー景子は取締役だったのだ。

ジャニー喜多川の性的虐待については週刊文春以前から元ジャニーズジュニアによる告発があった。マスコミは知らなかったはずがないし、警察、検察も知らなかったはずはない。しかしジャニー喜多川は死ぬまでマスコミに糾弾されることなく、警察、検察に逮捕されることもなかった。

自民党が警察、検察に圧力を掛けていたとは全く思わない。リスクが大きすぎる。ジャニーズは新聞テレビに多大な利権をもたらしたが、自民党には利権をもたらしてはいなかった。

しかし自民党が「黙認」ないし「黙殺」していたことは事実だ。週刊文春などの報道で総理総裁以下幹部がジャニー喜多川の性的虐待を知らなかったはずがないからだ。ただ良くも悪くも「犯罪」については警察、検察に丸投げするのが自民党ではあった。

支那の尖閣諸島上陸などの際には介入してうやむやに済ませてしまうのだが。

警察、検察が逮捕なり取り調べなりをしなかった責任は重大だ。男性(未成年男子)に対する性的虐待を刑法が想定していなかったとしても国会では取り上げていたのだから。警察、検察も腐っている。

これからジャニー喜多川の性的虐待ついて追及されるのだろうか。ジャニーズ事務所は謝罪で幕を引きたいに違いない。

新聞、テレビもジャニーズ利権をたっぷり持っている。ジャニー喜多川の「個人の犯罪」で済ませたいに違いない。

ジャニー喜多川の性的虐待はジャニー喜多川個人の犯罪だが、それを黙認してきたマスコミ、警察、検察の責任も問われなくてはならない。

だがどこまで追及されるかわからない。もちろん私は声を上げていくつもりだが。

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2 コメント

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みどりこさんへ (ぬくぬく)
2023-05-16 22:54:11
コメントありがとうございます。

ジャニー喜多川の姪である藤島ジュリー景子が知らないはずがありません。惚けることを許してはならないでしょう。報道しない自由をしてきたマスコミ特にテレビ局が許せません。
返信する
Unknown (みどりこ)
2023-05-16 16:17:27
ジャニー喜多川の性癖は公然の秘密でした。
身内が知らないのはおかしいです。
知っていて入れた親、知ってからも辞めさせなかった親もいるでしょう。
返信する

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