面白く、そして下らない

私は批判をして何かを為した気になっている大衆の一人に過ぎないが、何か少しでも波紋を起こす小石になれればと書いている。

岸田文雄は韓国大統領就任式に出席してはならない

2022-04-25 22:16:52 | 北朝鮮・韓国
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「韓日の誤解を解こう」…韓国次期大統領、就任式に岸田首相招待

「韓日の誤解を解こう」…韓国次期大統領、就任式に岸田首相招待

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韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領が冷え込んだ韓日関係に突破口を見出すために日本の岸田文雄首相を大統領就任式に招待するカードを出した。就任式の出席を名分として2年以上断絶していた韓日首脳間の疎通チャネルを復元しようということだ。

24日から5日間の日程で日本を訪問している韓日政策協議代表団は、5月10日大統領就任式の招待内容を記した尹氏の親書を岸田首相に手渡す予定だ。代表団は27日に岸田首相と面談する日程を日本側と調整中だ。

代表団の団長である鄭鎭碩(チョン・ジンソク)国会副議長はこの日出国し、「最悪の状態で放置されてきた韓日関係を改善して正常化することが我々の国益に符合するという認識を尹氏は持っている」とし「韓日間の密度ある対話を始めたい」と明らかにした。続いて岸田首相の大統領就任式の出席について「通常、各国首脳の出席はその国が決める」としつつも「最終決定事項はまだ受け取っていないが、世界各国のどの首脳も出席意志を送って下されば最善の礼節を守って迎える準備をしている」と答えた。2008年2月李明博(イ・ミョンバク)元大統領就任式に福田康夫首相が出席して以来、14年ぶりの日本首相の韓国大統領就任式出席を期待しているという意味だ。

大統領職引き継ぎ委員会は岸田首相が就任式に出席する場合、自然と2年以上中断されていた韓日首脳間の疎通が復元されるとみている。通常、新しい大統領は就任式に出席した各国首脳と会談して祝賀使節団に面会する「就任式外交」を行う。朴槿恵(パク・クネ)前大統領の場合、2013年2月25日に韓印首脳会談に続いて麻生太郎当時日本副首相と面会した。翌日には韓加、韓豪首脳会談に臨んだ。

尹氏側の関係者は「岸田首相を就任式に招いたのは韓日首脳間の疎通を通した信頼回復の意志であり、別途首脳会談を開こうという提案」としながら「尹氏は両国がひとまず互いの誤解を解いて信頼関係が構築された状態で各種懸案を議論することが問題解決の近道だと考えている」と話した。岸田首相の立場でも就任式出席後に首脳間の挨拶形式の会談は公式首脳会談開催よりも相対的に負担が軽い場合がある。

尹氏の韓日首脳間の疎通意志は文在寅(ムン・ジェイン)政府との差別化ポイントになりうる。文大統領は2019年12月、韓日中首脳会議で安倍晋三首相に会ったが、その後2年以上韓日首脳会談は開催されていない。昨年6月には主要7カ国(G7)首脳会議を契機に菅義偉当時首相と別途首脳会談日程を協議して実務段階で合意していたが、日本側が一方的に取り消したことによって白紙化していた。

昨年10月に就任した岸田首相も文大統領との疎通に消極的だった。就任後、各国首脳との電話会談でも文大統領を事実上「第2グループ」に分類して挨拶を先送りした。引き継ぎ委関係者は「韓日関係が最悪なところまで突き進んだのはさまざまな悪材料が働いた側面もあるが、両国首脳をはじめ最高位級で信頼関係が形成されなかったところが大きい」とし「岸田首相が就任式に出席するなら、韓日関係を新たに変化させる出発点を作るにあたり役立つと期待している」と話した。
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韓国との関係が悪くなかったとしても首相が韓国大統領就任式に出席するべきではない。韓国に出向いて韓国大統領の就任を祝うことは日本が軽く見られるからだ。国家は一応どこの國も対等が建前だが、國には格がある。やはり米国が世界最大の超大国なのだ。だから米国大統領は軽々しく外国には出向かない。来日するのも任期中に一度だけだ。

だから韓国が最大限の礼節を守って迎えるなどと甘言を述べても岸田文雄は行くべきではない。日本が韓国に出向いて韓国大統領を祝うことは日本の國の格が韓国より下ということになるからだ。

14年前に李明博の大統領就任式に福田康夫が出席したのは悪手だった。福田康夫は韓国に冷ややかであったのに出席したのは外務省の進言があったのではないだろうか。米国、支那、ロシアは最高権力者を出席せず、外相の出席で済ませている。それでも破格の待遇だが、最高権力者が韓国大統領就任式に出席すると自国の格が下がることを理解していたからだ。福田康夫と外務省の外交音痴には付ける薬がない。

また次期大統領の尹錫悦ではなく反日の文在寅政権でではあるが、天皇陛下の即位式に韓国は大統領が来なかった。首相の出席で済ませたのだ。天皇陛下の即位式は日本最大の行事なのに大統領が出席しない國に最高権力者の首相が韓国大統領の就任式に出席してはバランスが取れない。

まして韓国は慰安婦問題と徴用工問題で解決策を持ってきたわけではない。「双方の努力が必要だ」などと述べている。つまり日本も譲歩しろとオブラートに包んではいるが、明確に述べてもいるのだ。慰安婦問題も徴用工問題も日本に譲歩の余地はない。だが自民党も外務省も韓国の甘言に散々騙されてきたのだ。今回も騙されて譲歩しそうで怖い。外務省幹部が懸念すべきことを述べているからだ。

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韓国代表団、厚遇配慮も懸案解決の具体案見えず

韓国代表団、厚遇配慮も懸案解決の具体案見えず

政府は25日、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領が派遣した政策協議代表団に対し、林芳正外相ら閣僚が相次ぎ面会して意見交換した。日本側も関係改善に向けた…

産経ニュース

 


政府は25日、韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル)次期大統領が派遣した政策協議代表団に対し、林芳正外相ら閣僚が相次ぎ面会して意見交換した。日本側も関係改善に向けた尹氏側の意欲は感じ取っており、厚遇で応えた。しかし、いわゆる徴用工訴訟や慰安婦問題など、懸案解決へ次期政権がどう取り組むか展望は不透明なままだ。岸田文雄政権が安易に歩み寄れば反発も予想される。

「片手では音を出すことはできない。両手を合わせて音を出すことができる。懸案解決は、一方の努力だけでは難しい。両国が誠意をもって努力を行っていかなければならない」

代表団長の鄭鎮碩(チョン・ジンソク)国会副議長は林氏、森健良外務事務次官と外務省で面会した後、こう記者団に述べ、懸案解決には日本側の努力も必要だと強調した。外務省幹部は「有意義な会談だった」と手応えを語り、鄭氏の提起については「こちらもある程度は考えないといけない」と述べた。

この日は林氏ら3人の閣僚が面会。夜には都内の外務省飯倉公館でワーキングディナーを開き、林氏らが一行をもてなした。

現在の文在寅(ムン・ジェイン)大統領のもと、日韓関係は戦後最低レベルに落ち込んだといわれ、岸田政権の発足後も、外相同士の電話会談すら約4カ月後まで行われなかった。今回は対照的な対応といっていい。

(以下有料)
~~引用ここまで~~


>外務省幹部は「有意義な会談だった」と手応えを語り、鄭氏の提起については「こちらもある程度は考えないといけない」と述べた。

外務省は底無しの間抜けの融和派だから慰安婦問題と徴用工問題で譲歩しそうで怖いのだ。自民党と国民が怒っているから簡単にはいかないだろうが、韓国が具体策を何も持ってきていないのに「有意義な会談」などと述べ、さらには譲歩を仄めかしている。救いがたい。

確かに次期大統領は日本重視の姿勢を示してはいるが、それは尻に火が付いているからで日本の金が必要だからに過ぎない。通貨スワップも喉から手が出るほど欲しかろう。

しかし韓国が譲歩することは考えられない。韓国国民が反日だからである。だから「双方の努力が必要」だと日本に譲歩を促している。慰安婦問題と徴用工問題でこれ以上の譲歩はあり得ないのだが。

韓国には盗まれた仏像を返還させたいし、苺など特許侵害を許さない交渉がいる。韓国海軍の駆逐艦が自衛隊哨戒機にレーダー照射した件はまだ謝罪されていない。そのことを韓国次期大統領に対する踏み絵としても良い。今回派遣されてきた政策協議団に日本側は釘を刺したのだろうか。甘いものだ。

韓国との外交は上手くいけば国益だが、日本の金や譲歩を喉から手が出るほど欲しがっているのは韓国側だ。日本は正直なところ没交渉でもそれほど困らない。貿易が滞る訳ではないし、北朝鮮との交渉で韓国が必要なわけでもない。関係が悪化すると日本企業が韓国に直接投資を控えるからむしろそちらの方が良いかもしれないほどだ。

だから韓国大統領就任式に出席して韓国の甘言に乗るべきではない。具体策が何もない韓国のペースに嵌まるわけにはいかない。今回は甘言を弄しても簡単には騙されないことを示すためにも岸田文雄は韓国大統領の就任式に出席するべきではないのだ。

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