親知らず抜歯で入院してから退院後は予定を入れず家でゆっくり…
チクチク仕事をしながら過ごしてました。
TVer見たりアマプラ見たり…ってしてたのですが、ドラマ好きの私が映画を見ようかなと思いまして。
きっかけは日本アカデミー賞。
安藤サクラが2つの賞を受賞しててその関連でノミネートされたもの見れないかなって探していて。
ゴジラはなかったし怪物は課金だったし…というわけで、まずは昨年の日本アカデミー賞の作品賞など様々な賞を受賞していた「ある男」を見ました!
その流れで「市子」「万引き家族」「そこのみにて光輝く」を見ました。
詳しく個人的な感想をダラダラ書こうかと思うけど。
4つの作品を鑑賞して感じたことは…なぜこんなに暗い重い作品を4つも見てしまったのかということ。
内容はほぼ知らない状態だったので特に選んだわけじゃなかったんだけどね笑
私の体調の影響で引き寄せたのかな?
細かくネタバレはしませんが…ネタバレに繋がる要素がありますのでお気をつけください。
↓↓***********⚠️ネタバレ注意⚠️**************↓↓
「ある男」
窪田くん昔から好きなんです〜
何がって…横顔が!!
演技はもちろん言うまでもないですが。
最初は安藤サクラに感情移入していて、気づけば妻夫木くんに感情移入し。
環境や境遇でツラい生活を送ってきた窪田くんが幸せな3年を過ごせてよかったなと思いました。
簡単に言ってしまえばそんな感想ですが…窪田くんすごかった。
重たさや暗さを抱える役を見事演じ切っていて、あの窪田くんの影のある感じってすごいなぁ。
最近窪田くんをドラマで見ることがなかったので余計に感じた凄み。
役から抜け出せなくなってしまいそうな役づくり。。。
物語としては戸籍売買の話なのですが、弁護士の妻夫木くんが窪田くんの過去を探っていく中でのめり込んでいっていつしか自分に重ねてしまうのはちょっと怖かったです。最後のシーンもゾワゾワ。
「そこのみにて光輝く」
我らが綾野剛です!笑
オンラインで4人で話すメンバーがいるのですが4人の好みがまったく合わなくて。
好きな俳優さんの話をしていても全然違う…がしかし!
唯一合うのが綾野剛!!なのです。
私あまり映画を観ないのですがこちら綾野剛主演とのことで観ました。
いやー…とっても暗かった…
でも重く苦しい環境で生活する2人が惹かれあっていって最後はハッピーエンドと言っていいのかな…
うん…ちょっともやっとしたんだけど2人で幸せになって欲しいと思いました。
綾野剛の重く湿った感じ、池脇千鶴もかわいらしい顔とは裏腹にいろんなことを抱えている重みや色気、
そして菅田将暉もよかったな〜ああいう役やらせたら天下一品だなぁ。
「市子」
こちらも日本アカデミー賞を見たので鑑賞することにしました。
市子という女性がプロポーズをされた直後に失踪。しかし警察から告げられたのは「市子」という名前の女性は戸籍上存在しないという事実。
プロポーズをした男性は「市子」の行方を探し始める…というお話。
演出の話になるんだけど個人的に年月の変化が少しわかりにくかった。昔の写真の日付のような感じで映るんだけど画面暗すぎて見えにくい笑
序盤混乱してました笑
話を見ていくうちにどんどん「市子」という人間が誰なのかわかっていく中でどんどん「市子」という人間がわからなくなっていくなんとも不思議な話でした。
市子さん怖すぎるのよ…。
杉咲花ちゃん演技本当に上手です。そして声がかわいい。
「万引き家族」
最後は万引き家族です。
こちらはカンヌのパルムドール賞を取ったという情報しかなく。かなり話題になってましたよね。
重いものを見続けた私の総まとめの作品に相応しいのでは?笑
家族、ではない集いなのに家族のような生活を送る人たちのお話でした。
なんの前情報もなく鑑賞しましたが…
樹木希林演じるおばあちゃんが亡くなってからの展開がとても見応えありましたね。
この『家族のような集まりの人たち』は愛情を知らないんだと思いました。
お父さんお母さんみたいに振る舞っていた2人も気づいたらとても幼稚な2人で。
安藤サクラの泣く演技が本当に苦しくなりました。警察官の人たちは正しい。正しいけど…正義って本当に人を傷つけるんだよね。。
なんか救いのない話だなぁと思ってしまったけど、きっとあそこで6人で過ごした時間はそれぞれの記憶の中でずっと輝き続けるんだろうね。
もう2度と戻ることはない想い出。
トータル全て激重な映画たちでしたが役者さんの演技が大変素晴らしくてとても心に残る作品でした。
普段あまり映画を見ないのでまたいろいろ探して鑑賞したいなと思います!