普段、テキサスでは車生活(=歩かない)ですが
シカゴに来てからは、電車生活なので、毎日けっこう歩いています
シカゴマラソンが終わり、多少の筋肉痛(太もも前面)あるものの
やっぱり、歩いて動かした方が、回復が早い気がします
朝ごはんは、シロップたっぷりのワッフル←当たり前だが、テキサス型じゃない。
電車の乗ってOak Parkへ。
駅から歩いて15~20分くらいやってきたのはFrank Lloyd WrightのHome and Studio。
大きな銀杏の木が目印、銀杏いっぱい落ちてました←踏むと臭うよって注意書きあり。
そうそう、駅から歩いている途中、へミングウェイの生家がありました。
内部公開しているので、興味ある方はどうぞ(私たちは素通り)。
申し込んだのは、1時間ツアー“Guided Interior Tour”($18)、
それに、一緒に申し込むとお得になる“Historic Neghborhood Walking Tour”($15→10)、
説明を聞きながら歩いて回るセルフガイドツアーです、しめて$28。
ツアーは、家族と共に20年間住んだ自宅(1889年)から・・・当時の年齢22歳、
所属していた設計事務所に$5,000借りて建てたんだとか。
若かったフランクロイドライトの、試行錯誤が垣間見えるようです、
改築を何度も繰り返しているから、部屋によってバラバラな統一感にない変な家驚きました。
でもやっぱり、この頃から日本の影響が感じられ、
切り絵みたいな、障子みたいな、欄間みたいな、収納たっぷりがうれしいね(なんのこっちゃ)。
ここは、6年後に建て増しされた子供の遊び部屋、
半円の高~い天井、本棚もピアノも、ピッタリはまるように作られている。
お次は、仕事場であった設計建築事務所(1898年)、自宅とは渡り廊下で繋がっています。
入り口の彫刻がインパクトあって印象的、
こういう珍しい外観が、当時は、事務所の宣伝にもなったらしい。
四角い設計部屋に、八角形の吊り下げバルコニーは、参加者みんなが見上げちゃうくらい、
明るい日差しが差し込んできます。
この部屋で、多くの有名な建物が設計されたんだって。
お客さんとの商談に使われたライブラリー、
上の方にしか窓が無いから、外からの音を遮断できる=商談に集中できる、
ぐるっと取り囲んだ壁側に収納、テーブル&椅子もライトのデザイン。
設計建築事務所は、自宅を建ててから9年後に建てたせいか、
彼の方向性もかなり定まって、らしい特徴や、統一感が出ている気がする。
同じツアーで日本人と出会いました、一緒にお喋りしながら、セルフガイドツアーに出発
彼らもシカゴマラソンを走るため、1人はパリから、1人は日本から、シカゴに来たんだって。
昨日と同じ、このセルフガイドツアーにも日本語あり
音声で説明を聞きながら&地図を見ながら10軒を見て回りました、
現在、どのお家も一般人が普通に住んでいるので、敷地には入らないよう注意しましょう
(この辺りには、フランクロイドライト設計のお家が、20棟以上、残っているんだとか)
私が1番気に入ったのは、小さめのLaura Gale House(写真3つ目)。
1番スゴかったのが、Nathan G.Moore House(1895年)、
明らかに目立ちますね、これは。
見た目がコテコテのチューダーリバイバル様式なのは、家主の依頼。
でも、密かにフランクロイドライトは気に入らなかったみたいで、
火事で改修を依頼されたとき(1923年)、色んなところを自分好みに変えちゃったらしい。
あ、そうそう、日本語の説明書もらっちゃった帰りの電車で熟読。
ガイドツアーしながら歩いているとき、あっちこっちから日本語が聞こえてきました、
やっぱり、日本人には知名度抜群な観光名所だね。
駅へ帰る途中にあるUnity Templeは、外観だけチラ見、こちらもユネスコの世界遺産。