エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

製袋機サーボ現地改造

2009-08-19 09:16:05 | 製袋機 現地サーボ改造
おはようございます。株式会社ムラタの村田洋介です。

昨日はサーボ現地改造の試運転を行い、オペレーターの方に操作を覚えていただきましたが最初の頃戸惑っていたタッチパネルの操作も徐々に慣れていっていました。

野崎製 製袋機の改造でしたが作業をしながら製袋機の構造を十分調べることで、新しい機能を追加することが出来ました。厚い原反から長い製品まで幅広く対応できる製袋機になったと思います。

今回の作業は夏休み中に行い、休み明けから製袋を行いたいと言うものでした。
1日目(13日):移動/サーボモータ取り外し、サーボアンプ取り外し
2日目(14日):不要部品の取り外し、タッチパネルの取り付け/配線
3日目(15日):配線
4日目(16日):I/Oチェック、プログラムの作成、インストール、デバッグ
5日目(17日):最終調整、試運転
7日目(18日):実際の製袋

上記工程で無事終了することが出来ました。

明日からはまた別のサーボ現地改造が始まります。今回はニューロング製 製袋機の現地改造ですが、本日の静岡でのセミ重袋機のフライングカッターの不具合をしっかり直してきます!!!

それでは今日も行ってきます!!!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サーボトラブルの兆候

2009-08-14 07:31:10 | 製袋機 現地サーボ改造
おはようございます。株式会社ムラタの村田洋介です。

いま行っている工事は野崎製 製袋機のサーボ化工事です。

現地でお話を聞いていくと、その兆候は少し前から出ていたようです。
製袋しているときにカット長さが急に短くなったり、送りロールが回転しないことがあるなど通常の動きとは違う動きが出ていました。

今回の問題はサーボアンプとモーターの双方に考えられますが、野崎工業さんが選定していた東栄電機製サーボは製造を中止されているので修理不能であることが多いのです。


東栄電機のサーボについては以下のリンクを参照にしてください。
東栄電機のサーボ製造中止の案内


▲取り外した東栄電機製サーボアンプ
■VLTTシリーズは保守サービスも終了しています■


私個人的な見解とすると、製袋機において製品を送り出すサーボモーターはその使用頻度も多いためいつ不具合が出るかわからないため、今後の保守も含め将来的に存続するであろうメーカー製のサーボを使用するのが良いと考えます。
現時点では三菱電機製を選択しておりますが、安川電機もその候補には挙がるメーカーだと思います。

また製袋機の停止期間を考えると今回のように現地でサーボ乗せ換え工事をするのが最短で工事を行うことができます。

今回のサーボ現地改造では休み明けに、操業を始めたいと打ち合わせの際に言われました!第1日目の昨日はサーボモーターやアンプの取り外しと不要な配線の整理を行いました。本日はサーボアンプやシーケンサなどの取り付け、配線を行っていきます。

それでは今日も集中して行ってきます!!!!



□製袋機メーカー□
株式会社ムラタ
〒259-0141神奈川県足柄上郡中井町遠藤240-14
TEL:0465-81-5011
FAX:0465-81-5055
E-mail:yosuke2@d1.dion.ne.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サーボ現地改造とオーバーホールの違い

2009-07-10 13:21:15 | 製袋機 現地サーボ改造
こんにちは!株式会社ムラタの村田洋介です。

今日は新潟、富山にて打ち合わせをしております。

株式会社ムラタのム特色でもあるサーボ現地改造は現地にて製袋機を改造するのですが、サーボ化と出来る限りの動作変更をとりおこないますが、オーバーホールなと大掛かりな改造をすることはできません。

会社に製袋機を持ち込みオーバーホールする場合、フレームのみにしその後シャフトや軸受けなどを取り付けて行くため時間や設備が必要になるからです。

製袋機にガタや動きのおかしい箇所がある場合はオーバーホールをお勧めします。

また製袋機の整備は現状のままでで、フィルム送りの精度や製袋機の動作の改造などは現地でサーボ化改造をすることをお勧めいたします。

これから本日2件目の打ち合わせをしてきます。

頑張って行ってきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サーボ改造を現地で行うメリット

2009-04-18 06:51:41 | 製袋機 現地サーボ改造
おはようございます。株式会社ムラタの村田洋介です。

今まで多くの製袋機(メーカーを問わず)をお客様の工場で改造してきましたが、そのメリットとデメリットを考えてみます。

メリット
1.動かない製袋機を動かすことができる
2.工場から製袋機を搬出する必要がない
3.運賃がかからない
4.ピッチ不良がある場合解消される
5.新たな機能を追加できる(※1)
6.寸法設定がタッチパネルで行える
7.工期が1週間程度で済む

等があげることができます。メカ式製袋機の場合、熱板、切断刃、フィルム送りすべての駆動をとるのと違い、熱板上下、フィルム送りをそれぞれ独立した、そして用途に合ったモーターで行うことによりモーターへの負荷も減らしています。

さてデメリットを考えると
1.オーバーホールなど大きな改造は行えない
2.ほかに不具合が発生した場合、別途費用がかかる

が挙げられます。
製袋機を分解し、軸やベアリング、ベルトの交換などを行う場合、私どもはフレームまで分解してオーバーホールしますのでお客様の工場では時間と機材が足らなくなるのです。

お使いの製袋機の状態を見て、サーボ現地改造かオーバーホールをするかを判断していただきたいと思います。

※1)既存の製袋機の構造によります



株式会社ムラタ
〒259-0141神奈川県足柄上郡中井町遠藤240-14
TEL:0465-81-5011
FAX:0465-81-5055
E-mail:yosuke2@d1.dion.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最終日@岡山県

2009-03-06 08:01:13 | 製袋機 現地サーボ改造
おはようございます。株式会社ムラタの村田洋介です。

岡山県で行っていた他社製製袋機のサーボ改造工事ですが、ようやく最終日を迎えることができました。

振り返ってみると、

1日目:扇形ギヤなどの取り外し、段取り確認
2日目:穴あけ、サーボモーター取り付け、制御BOX取り付け
3日目:配線、プログラムインストール、動作確認
4日目:午前・最終確認、午後・試運転→生産開始

5日目の本日は予備日で、生産を行っている機械の様子を見ます。

スタッフの方の協力で、予定通り無事作業が終了しました。

また休憩時間に、気軽に声をかけてもらったり、楽しく作業することができました。
ありがとうございました!!!



株式会社ムラタ
〒259-0141神奈川県足柄郡中井町遠藤240-14
TEL:0465-81-5011
FAX:0465-81-5055
E-mail:yosuke2@d1.dion.ne.jp
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする