エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

特殊製袋機と寺山修司

2010-04-27 09:10:59 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!

今朝はベッドから抜け出すのに少し苦労しました。今日の最高気温は16℃という事で朔日より4℃も低くなっています。

しかし昨日の気温の方が平年並みという事で、これも温暖化の影響かと感じています。

地球温暖化は気温が高くなるだけでなく、気候変動によって気温が上がったり下がったりを指すのでしょうか。

以前見た『DAY AFTER TOMORROW』と言う映画を思い出します。

さてただいま製作している製袋機の中に、製袋機のすべてが特殊仕様と言うものがあります。

セミ重袋機などで熱板まわりの機構は下の写真のようになっています。


▲セミ重袋機およびレジ袋機の熱板機構


今回製作している製袋機では、その機構が変わります。シールからカットと通常とは違う方式で製袋を行います。


▲特殊製袋機の熱板機構


いつでも製袋機に向き合っていると新しい発見がありますが、多くはお客様からのお話やご相談の中から発見します。

新しいことに挑戦することはとてもパワーがいりますが、大きな期待館が自分の中で広がるのも分かります。

***************************************************

まだ一度も作られたことのない国家をめざす
まだ一度も想像されたことのない武器を持つ
まだ一度も話されたことのない言語で戦略する
まだ一度も記述されたことのない歴史と出会う

***************************************************

これは私が好きな寺山修司氏の『事物のフォークロア』と言う詩の一部です。

新しいことに出会う時の期待感と不安が表現されていると思います。
事物のフォークロアでは歴史と言語について、ユーモアと鋭い視点から書かれています。

私が寺山修司について語り始めると止まらなくなるので、ここでやめますがいつか私の解説を含めて寺山修司について語りたいと思います!!

『事物のフォークロア』の全文


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

最後になりましたが、今日のブログを書いている時に訃報が入ってきました。

旧太洋商会の役員を努められていた保科さんがお亡くなりになりました。

太洋商会の創立時から製袋機業界に貢献され、時たま株式会社ムラタにやってきては人懐っこい笑顔で「最近調子はどうだい??」と笑顔で聞いてきてくれました。

この業界に入ってすぐ、現場で保科さんをお見かけしたことがあったのですが、ドリルの使い方ひとつ取っても丁寧で垂直にキリが入っていく様はまさに職人でした。

こころよりご冥福をお祈りいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする