エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

製袋機のタイミングについて!

2013-01-05 10:40:35 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!

昨日より仕事始めとなりました!2台目のサーボ現地改造が終わり、昨日は遅くまで試運転を行なっておりました。

お付き合いくださいました、○さまありがとうございました!

本日より3台目の作業を開始します!

さて、2台の製袋機のサーボ現地改造を行い問題になったのが製袋機の動作タイミングです。

1台目はカッター部と熱板部のタイミングが完全に狂っており、今まで苦労して製袋をされているのが見ただけでわかりました。

通常製袋機ではメインモータより駆動を熱板、カッターにカムなどで伝達し動作させます。

そのためカムがズレると動作がおかしくなります。

株式会社ムラタでは旧・太洋商会の時代よりピンを打つなどしてカムのズレを防いでいますが、今回改造を行った日本フルート製の製袋機ではメカロックを使用しているため、ズレたのだと思われます。


▲矢印の箇所のメカロックを緩めタイミングを変更しました。


製袋機のタイミングについては、特に決まりがあるわけではありませんが試運転を行っていると『このタイミングだよね』という箇所があります。

ところで、熱板の上下運動を角度で表す方法について、疑問を持っておる方もいらっしゃると思いますが、円の上を時計回りに動く点を投影した影を想像していただけると、熱板の上下運動が角度であることがお分かりいただけると思います。

ちなみに株式会社ムラタでは熱板が最上点にある箇所を原点としております。
コメント
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