エンジニアな日々~製袋機 株式会社ムラタ ブログ

日々の仕事での出来事をエンジニアの視点から書いていきます!!

三菱電機とオムロン製のシーケンサの違い!!

2012-03-16 08:53:50 | 製袋機のエンジニアな日記
おはようございます!株式会社ムラタの村田洋介です!!

昨夜はレイトショーを見に出かけました!!久々の仕事以外時間を作り、気分をリセットしモチベーションを上げるためです!!

見た映画は『ドラゴンタトゥーの女』です!!

最近お気に入りのダニエル・クレイヴが主演しており『セブン』の監督として知らるデイビット・フィンチャー監督らしい暗く重い作品になっています!

『セブン』と違うと感じた点は被害者が声を発する点で、映画を見ると言う視点ではなく見ているものの内から出てくる痛みも作品の一部と考えられるかもしれません。またオープニングのレッド・ツェッペリンの「immiglant song」のカバーが流れている時の映像は必見です!!ロバート・メープルソープが動画を撮ったならと思ってしまう出来栄えでした!!

さて、製袋機に搭載されているシーケンサには旧・太洋商会では三菱電機、オムロン、富士電機製があり、現在の株式会社ムラタではキーエンス製を使用しております。

先日、株式会社ムラタで代理店の社長さまと打ち合わせをしたときに三菱電機とオムロン製のシーケンサに設計思想の違いについて情報をいただきました。


▲写真はオムロン製PLCです!!


オムロンはリレーなどを広く扱うメーカと言うのは皆様もご存知だと思いますが、PLCの設計思想にもリレーなど出力端末を活かしたい思想があるとのお話でした。

また三菱電機はブレーカーやサーキットプロテクターなど200Vの動力機器を多く扱うメーカーとして知られております。

例えばDC24Vのリレーを使用した場合コモン電圧はシリーズで配線しますが、ブレーカーの場合3相200Vを接続するのでコモンと言う概念が有りません。

このような設計思想の違いがシーケンサに反映されていると言うのです。ここ15年ほどでパソコンのソフトとしてシーケンサのプログラムを組むことが多くなり、その設計思想は急速に小さくなっているのも事実です。

ただこの設計思想が頭の片隅に置いておくことで、トラブルが発生した際の次の手が違ってくると思います。

最後になりますがFA(ファクトリーオートメーション)産業の世界では三菱電機、オムロンがメジャーなシーケンサです!!しかし株式会社ムラタではシーケンサが壊れた際の納期(キーエンスは当日出荷可能)とシーケンサの処理速度の優位性を考慮しキーエンス製を採用しております!

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