ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

アフーン山観光

2009-09-06 00:00:00 | ムルマンスク⇔ソチ 3866kmの旅
 アフーンといえばウフーン・・・・ではなくて、ソチにある小高い山です。前回のソチ特集でも紹介しましたが、この山へ行きましたので、そのご報告。

 ソチ市内には旅行案内所があちこちにあります。コーカサスの名所見学コースがたくさん紹介されており、1観光500~1000ルーブルとリーズナブルなのが魅力的。ビザ(マルチ)etcがしっかりしていれば、隣国アプハジア共和国の美しい風景だって観光できますよぉ~。

 さて、真夏のソチは暑いので「夕方のアフーン観光~地ワイン堪能コース」をチョイス。お一人様350ルーブルです。

 日差しが柔らかくなり始めた16時頃に観光バスに乗せてもらい、山肌を蛇行しながら走行すること1時間、緑溢れるアフーン山頂に到着。露店が立ち並びシャシリクを焼いてたり、地元産の蜂蜜などを販売しています。

 山頂には石塔があり、登ることができます(入塔料50ルーブル)。登頂すると、コーカサスの雄大な360度パノラマ風景が広がっていました。遠くに残る山岳地帯の雪。夕焼け色に染まった黒海の海。やわらかい風と日差し・・・。南方を向くと、アドレル国際空港を発着する航空機がせわしなく出入りしています。


 1時間ぐらい過ごして、再びバスで移動。今度はソチの湯治場として知られる、マツェスタへ。高速を降りマツェスタに入ると、硫黄の匂いが鼻を突いてきます。更に奥へ進み、マツェスタ療養所で下車。療養所のそばにファナゴリア(Фанагория)と呼ばれる、地ワイン製造所の名前がついたワインバーがあります。
 ファナゴリアシリーズワインは、黒海とアゾフ海に挟まれた半島のファナゴリアという地域で育てられた葡萄から造られます。口当たりがビロードのように滑らかで飲みやすいのが特徴、食が進みますよ。日本じゃまず入らない(というより日本の市場は欧州にばかり目向けている)ので、是非飲んでください。そしてお土産にもどうぞ。
ワイン工房「ファナゴリア」HP→ http://www.fanagoria.ru/

※試飲体験をしたい方は、往路のバスの中で150ルーブル払ってご参加ください。

ブログランキング【くつろぐ】
にほんブログ村 海外生活ブログ ロシア情報へにほんブログ村 海外生活ブログへにほんブログ村 旅行ブログ 海外旅行へにほんブログ村 旅行ブログへ


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。