ムルマンスク便り

-夏の完全白夜、冬のオーロラ- ロシア連邦北西部にあり北極圏最大都市ムルマンスク市(ムールマンスク)の現地情報をお届け。

ムルマンスク発ノルウェー行き 陸路の旅(6)

2007-12-04 06:16:39 | ムル⇔キルケネス(ノルウェー) 218kmの旅
 前々回の話の「お尻がカッカ燃えている」状態はまだ続きます。今晩宿泊するところも値上げされてたりして・・・根が貧乏性な上に持ち合わせの少ない私は、オロオロしっぱなしです。

 ムルパソメンバーのラファエロさん情報で、この町で宿泊所を営むペーデルセンさん宅にご厄介になることにしました。市中心から徒歩で10分ほど歩いたところにありました。
 水色の壁面ですっきりしていて見た目はこじんまりとしてますが、地上3階~地下1階まであるしっかりとした作り。ベルを鳴らすと、そこの奥さんリュドミーラさんがにっこりと出て来ました。
 リュドミーラさんは8年前にペーデルセンさんのところに嫁いできたムルマンスク人。ノルウェー語を流暢に操ります。彼女は親戚のこと、ムルの思い出、8年間のノルウェー生活について語ってくれました。
 私も菓子折りを差し出して、ムルの近況、ラファエロさんのこと、ノルウェーの物価高のこと他、いろいろ話しました。
 すると、私がビンボーなのを察して「夕食と朝食をご馳走してあげる」と提案してくれました。オープンサンド(カニ肉入り!)やゆで卵など、お腹に優しい軽食をご馳走してくれました。むひひひひひ。

 翌朝、旅疲れでなかなか起きられずに、朝の10時に起床。リュドミーラさんはもう既に仕事に出ていていませんでした。
 宿泊費(300クローネ据え置きでした。ホッ)とお別れとしに2階に上がると、宿のご主人・ペーデルセンさんが応対してくれました。
93歳の現役ご主人はノルウェー語のみでしたが元気よく話してくれました。
 キルケネスお越しの際はどうぞお立ち寄りください。

Pedersens Overnatting(Yahan & Lyudmira Pedersens)
住所:Riiser Larsens gate 12
   N-9900 Kirkenes Norway
電話:+47-7899-1882
※基本的に自炊なので、宿泊したい方は事前に食材などを購入してね。

 いとまごいをし、11時頃に宿を後にしました。領事館へ急ぎます。
(つづく)


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2 コメント

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これはこれはyoshidaさま (MOPA)
2007-12-04 22:52:23
アクセスありがとうございます。
オスロは・・・大都会オスロは南ですねえ。
日本と同じくノルウェーは縦長ですねー。
私見では、治安面とかでいったら気持ちのいい国なのですが、物価的にはxxx。
今後もどうぞお立ち寄りください。
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Unknown (yoshida)
2007-12-04 14:41:28
MOPAさま

昨日メールしました。yoshidaです。これからもブログ読ませてもらいます。ノルウェーは実は5月にオスロに行ってました。大学時代にチューターしていたノルウェー人宅でした。この人はNRK(国営放送局)に勤めてます。ノルウェーはタテに長い国ですね。これからもどうぞよろしくお願いします。
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