皆さん、如何お過ごしでしょうか。
まあNHKやヤフーニュースとかで伺っているので、だいたいわかりますが。
こちらは新年早々、メートル級のドカ雪が降ったかと思えば、
暖かい南風が突如吹いて気温がソチよりも高い+5℃を記録した日もありました。
でもその後は氷点下。
その上ここへ来て、新型コロナのオミクロン株が急速に猛威を奮っていて、
州内における1日の新規感染者数が500人とかに達しています。
こんな世界的に有事なのに、ロシアはウクライナ侵攻へ準備中。
「全く何やってるんだ!」とロシア国民は憤っています。
いろいろ振り回されて、疲弊しきっています。
でもオーロラは、地上での有事なんて我関せずと、相変わらず素晴らしく綺麗。
後に1月のオーロラ出現報告を出しますね。
はやく平穏が欲しいですね。
---------
さて、別の話題を。
「グーベルナートルスカヤ・ヨールカ」。
訳すと「知事のクリスマスツリー」。
毎年12月末になると、州政府はムルマンスク市内にある学校の各クラスから数名ずつドラマ劇場に招待します。
そして壮大な「グーベルナートルスカヤ・ヨールカ」コンサートが開催され、サンタクロースが参加者全員にプレゼントを贈ります。
成績のよい子が抽選で招待されるため、学校生活11年間の間に一度も招待されない子もいます(T_T)。
そんなプレミアムなクリスマス、子どもたち全員が行きたがります。
ですが、2020年末に行なわれたグーベルナートルスカヤ・ヨールカは、ちょっとしたアクシデントがありました。
2020年末の素晴らしいコンサートの後、選ばれた子ども達はプレゼントが入ったバッグを貰い、大喜びで家に帰り、開封。
中には次のものが入っていました。
白くまのラゲージタグ、マグネット、発光するガムクリーム(?)、マフラー、首かけ用エア枕、たくさんのお菓子。
どの商品もムルマンスク州のスローガン「На севере жить!(北の大地で生きるっ!)」というプリントがされてある、プレミア品。
それから、光る地球儀とキャンピング用ランプ。
なんで私が生写真を持っているかって?
これ、子どもたちだけじゃなくて、NPO団体にも配られたからです。
州政府は3900セットも用意したそうですので、余ったから、私共にもくれたのでしょう。
ただ貰っても家が超狭で置き場所がないため、全てNPO理事の皆さんにプレゼントしてしまったけど。
脇道に逸れました。じゃあ、アクシデントだったという話の続きを・・・。
プレゼントを貰ったある子どもはキャンピング用ランプがとても気に入りました。
いっぱい遊んだ後、充電するため応接間にそれを置き、一家は別室で就寝していました。
ところが未明にドッカーン!大きな爆発音があり、一家は驚いて応接間に駆けつけると、
ランプの破片が四方八方に散乱していて、プラ製の植木鉢の縁に深くえぐられたような傷跡が残されていました。
ご一家が怪我しなくて、本当によかったです。
詳しくは以下ニュースサイトのリンクをクリックしてご覧下さい(惨事写真つき)。
https://www.hibiny.com/news/archive/229534/#2
これが問題のキャンピング用ランプです。
中国製で、オンラインショップAliexpressで500ルーブルぐらいで販売されている品物です。
私も貰って少し遊んでたんですが、充電切れまで遊ばず他の人にあげたので、被害は免れました。
あ勿論、この知らせを聞いてから即、処分するようにその人には言いましたよ。
そうそう、このランプが入ってた箱の中をよく見たんですけど、
取扱説明書とか品質保証書がどこにもなかったんですよね。
中国のとある変な会社が、生半可な電気工学知識でエイヤッでCOOLに見えるランプ作って、
品質保証検査もせずに、販売出荷したんでしょうか?おーこわ。
2021年末も「グーベルナートルスカヤ・ヨールカ」ありました。
贈られたプレゼントは2020年よりもシンプルで、電気製品はありませんでした。
大盤振る舞いして欠陥商品買っちゃって問題おきちゃったし、
きっとサンタさん、否、州政府は懲りたのでしょうね。
まあNHKやヤフーニュースとかで伺っているので、だいたいわかりますが。
こちらは新年早々、メートル級のドカ雪が降ったかと思えば、
暖かい南風が突如吹いて気温がソチよりも高い+5℃を記録した日もありました。
でもその後は氷点下。
その上ここへ来て、新型コロナのオミクロン株が急速に猛威を奮っていて、
州内における1日の新規感染者数が500人とかに達しています。
こんな世界的に有事なのに、ロシアはウクライナ侵攻へ準備中。
「全く何やってるんだ!」とロシア国民は憤っています。
いろいろ振り回されて、疲弊しきっています。
でもオーロラは、地上での有事なんて我関せずと、相変わらず素晴らしく綺麗。
後に1月のオーロラ出現報告を出しますね。
はやく平穏が欲しいですね。
---------
さて、別の話題を。
「グーベルナートルスカヤ・ヨールカ」。
訳すと「知事のクリスマスツリー」。
毎年12月末になると、州政府はムルマンスク市内にある学校の各クラスから数名ずつドラマ劇場に招待します。
そして壮大な「グーベルナートルスカヤ・ヨールカ」コンサートが開催され、サンタクロースが参加者全員にプレゼントを贈ります。
成績のよい子が抽選で招待されるため、学校生活11年間の間に一度も招待されない子もいます(T_T)。
そんなプレミアムなクリスマス、子どもたち全員が行きたがります。
ですが、2020年末に行なわれたグーベルナートルスカヤ・ヨールカは、ちょっとしたアクシデントがありました。
2020年末の素晴らしいコンサートの後、選ばれた子ども達はプレゼントが入ったバッグを貰い、大喜びで家に帰り、開封。
中には次のものが入っていました。
白くまのラゲージタグ、マグネット、発光するガムクリーム(?)、マフラー、首かけ用エア枕、たくさんのお菓子。
どの商品もムルマンスク州のスローガン「На севере жить!(北の大地で生きるっ!)」というプリントがされてある、プレミア品。
それから、光る地球儀とキャンピング用ランプ。
なんで私が生写真を持っているかって?
これ、子どもたちだけじゃなくて、NPO団体にも配られたからです。
州政府は3900セットも用意したそうですので、余ったから、私共にもくれたのでしょう。
ただ貰っても家が超狭で置き場所がないため、全てNPO理事の皆さんにプレゼントしてしまったけど。
脇道に逸れました。じゃあ、アクシデントだったという話の続きを・・・。
プレゼントを貰ったある子どもはキャンピング用ランプがとても気に入りました。
いっぱい遊んだ後、充電するため応接間にそれを置き、一家は別室で就寝していました。
ところが未明にドッカーン!大きな爆発音があり、一家は驚いて応接間に駆けつけると、
ランプの破片が四方八方に散乱していて、プラ製の植木鉢の縁に深くえぐられたような傷跡が残されていました。
ご一家が怪我しなくて、本当によかったです。
詳しくは以下ニュースサイトのリンクをクリックしてご覧下さい(惨事写真つき)。
https://www.hibiny.com/news/archive/229534/#2
これが問題のキャンピング用ランプです。
中国製で、オンラインショップAliexpressで500ルーブルぐらいで販売されている品物です。
私も貰って少し遊んでたんですが、充電切れまで遊ばず他の人にあげたので、被害は免れました。
あ勿論、この知らせを聞いてから即、処分するようにその人には言いましたよ。
そうそう、このランプが入ってた箱の中をよく見たんですけど、
取扱説明書とか品質保証書がどこにもなかったんですよね。
中国のとある変な会社が、生半可な電気工学知識でエイヤッでCOOLに見えるランプ作って、
品質保証検査もせずに、販売出荷したんでしょうか?おーこわ。
2021年末も「グーベルナートルスカヤ・ヨールカ」ありました。
贈られたプレゼントは2020年よりもシンプルで、電気製品はありませんでした。
大盤振る舞いして欠陥商品買っちゃって問題おきちゃったし、
きっとサンタさん、否、州政府は懲りたのでしょうね。