イコンのもとに


在宅介護16年が終了後、やっと自分のために生きられる。イコンも描いてます。ブログは書いたり書かなかったり、気分で。

宗教の妄想

2015年07月04日 | イコン
昨日は住宅改修の件で、
福祉事務所に行ったり
市役所に行ったりしました。

くたびれているし、暑いし、
母がデイケアから帰宅するまでには帰らないといけないので
タクシーを使いましたが、
タクシーの運転手さんはみな
新幹線の自殺に巻き込まれた女性の話をされました。
タクシーの運転手さんも見知らぬ一見の客を乗せますから
新幹線での事件は他人事ではないわけです。

私は亡くなられた女性と同い年ですし、 何より、彼女はお伊勢さん参りに行こうとしてきた道中に
あのような事件に巻き込まれたわけですから、
神も仏もないような感じを受けてしまいました。

かたや、たまちゃんは、あれだけの参列者があり、
猫と言えどお坊さんにまで「厳かな顔をしていた」と言われるわけですから
なんだか、
宗教って、ほんと、何なの?いったい?
と思いました。

イコン画家の白石孝子さんの
めちゃくちゃなイコン指導方法を経験しましたから、
神父の娘、が売り物になり、
新聞に大宣伝をし、
「白石さんは
自分は選ばれた人間だと言うらしいから
どんな人か見にきた」という人まで現れ

私は昔、岡山県史編纂室で
昔の新聞の整理を手伝ったことがあるのですが、
昔の新聞に宗教を利用して
自分の地位を高めたり、
個人の利益を得たりする
宗教詐欺のような胡散臭い人の記事をたくさん見ましたが
あれに似ている、と思いました。

神父の娘が「私の美術館を岡山の人は作ったっていいくらいよ」
と言うわけですから
あのイコンの塗り絵の美術館⁉︎
とみんなが驚くわけです。
オリジナルな絵ではなくて、
アクリル画の塗り絵ですし、
仏画でさえ、個人の美術館はないのに
この人はいったいどうしたんだろう?と思いました。

岡山を散々けなして罵ってきた白石さんの美術館なんか
岡山の芸術家たちがこぞって大反対するだろうし、
だいたい、宗教画で個人の美術館を要望するなんて
欲深な話だと思いました。
神父の娘なら、タダでイコンを描いていけばいいのに。
それができないわけですから
神父も白石さんを
イコンを生活の糧にしているイコン画家だと言われたわけです。
ほんとに奇妙なイコン画家だった。
宗教画というのは、別に神父の娘でなくても
白石孝子さんでなくてもいいわけですから
「私たちは特別な選ばれた家族なのよ」とよく聞かされましたが、
神様のもとではみな平等ですから
別に白石一家は選ばれた家族でもない、
聖家族でもないので
奇妙な勘違いは辞めてほしいと思いました。

県史編纂室で見た昭和初期の宗教詐欺にそっくりだし、
私も巻き込まれてはかなわないし、
まして、宗教画は個人の欲深を満たすものではありませんから
そこのところは白石孝子さんにも
母と私ははっきりと
「あなた、おかしいですよ」と言ってあります。
娘のアワプラネットTVの
白石草さんにも連絡しましたが
家族が、親の非常識な言動を知らんぷりしているのも
奇妙なことだと思いました。
新聞やテレビのメディアを利用して、
塗り絵のイコンの大宣伝をするのも
非常に奇異に見えました。

行き過ぎた妄想が宗教に絡むと非常に厄介です。
行き過ぎると、オウムのようになります。
白石さんには「私を敬いなさい。神父の娘でイコン画家なんだから」と
度々言われましたが、
私はクリスチャンだけれど
白石孝子さん個人を崇拝する気など全くありません。
気持ち悪い。
仏画家や仏師にも何人かお会いしましたが、
「私を敬いなさい」と言う仏画家や仏師には一度も会ったことはありません。
イコン画家って、頭がおかしくなるんだろうか?
と話し合ったことがありました。

新幹線の自殺も、あんなことになるまで
なんとかならなかったのか?
自殺した男の姉がテレビで話しているけれど
なんとかできなかったのか?
本当に、巻き込まれた女性がお気の毒でなりません。

「あの人は頭がおかしいんだからほっておけ」ではなくて
違うことは違うとはっきりした態度を示さないと
後々、みんなが困ることになるわけです。
精神疾患だからと許されるものでもないと私は思っています。

混沌とした時代には必ず宗教を利用する者が現れます。
充分にお気をつけください。






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