絵を描く人は、金箔シートや金箔シールは、なるべく使わないで、自分で金箔、箔を貼ってくださいよ。
和風総本家を見ていたら、広島の金箔屋さんが出ていました。
ここの金箔シールを、私がオリエント美術館に紹介したイコン画家が、
「金箔屋が私にしか売らないって言うのよ」と、自慢しながら、1枚千円で生徒に販売していました。
オリエント美術館に、変な画家を紹介してしまい、大失敗でした。
京都や金沢でも、土産物として金箔シール、金箔シートを販売していますし、ネットで買えるものを、「私にしか売らない」と言うので、イコン教室の生徒が、この広島の金箔屋さんに電話をしたところ、「白石孝子さんにしか売りません」と話したそうです。
別に、白石孝子さん独占販売の金箔シールを買わなくても、金箔を貼ればいいだけでしたから、私はおつきあいで2枚ほど買って、あとのイコンは、自分で金箔を貼りました。
金箔屋さんと白石孝子さんの間で、どういう取り引きがあったか、全く知る由もありませんが、イコン教室の生徒たちで話したのは「宗教画家が金箔の独占販売をするなんて」ということでした。
白石孝子ブランドでもなく、一般に販売されていた金箔シールを独占販売するわけです。
こんなヤバイ宗教画家には、関われませんからね。
私は嵯峨美術短大と専攻科で日本画模写を日本画家の先生方に学びましたが、代々、日本画の膠屋さん、絵具屋さんというお商売があり、日本画家は、その洗練された画材を使うのみ、
祖母も日本画家で、お寺の壁に仏画を描いていましたが、厳しく言われたのは「画家は絵を描くのみ、政治や宗教に口を出してはならない」ということでした。
政治は政治家、宗教は宗教を勉強した方々にまかせればよくて、画家は絵だけ描いとけ、ということです。
宗教画家が画材を独占販売するのを、生まれて初めて、白石孝子さんで知りました。
その、白石さんから買った金箔シールを使ったところ、すぐ剥がれましたよ。剥がれたイコンは捨てたという生徒もいました。
おそらく、金箔屋さんは、白石孝子さんが転売すると思ってなかったのだろうと私は考えています。
すぐ剥がれる金箔シールなど使わずに、自分で金箔を貼ってください。
私は金箔貼りのプロではないので、皺になっても気にせず、穴が開いたら、重ねて貼っています。それで、充分でございますよ‼️
どんな糊が金箔シールに使われているかわからないものを、自分の絵に私は貼ったりしません。
画家は、絵だけ描いとけ‼️でございます。
欲張りな宗教画家など、全く信用なりません‼️