いやらしい ことするやつは 落ちるぞと 神の声聞く 曙の空
*わたしたちはときどき、瑠璃の籠で、神のことばを書きます。
神のことばは単純明快で重い。そこから発展させて詩を作るのは、とても苦しい作業です。
その神がある日おっしゃった。いやらしいことをする人間はこの世界を追い出すと。
それでこの世界を助けると。
あまりにも明るいお言葉です。何も返しようがない。なにもくっつける言葉を思い浮かばない。
それでほとんどそのままの形で書いたのですが。馬鹿な人間はそれを盗んで、わたしたちが発表する前に別のところで発表したようだ。
それを泥棒というのですよ。そんないやらしいことばかりしているから、人間を落ちるのです。
人間を落ちた者は、永遠にこの、神が創られた愛の世界を追い出されるのです。
ほんとうに、事実があまりにも厳しすぎて、あっけらかんと明るすぎて、そこから何を言っていいのかがわかりません。
ただ言えるのは、もう絶対に、いやらしいことをしてはならないということです。自分だけを得させるために、人を馬鹿にしたり、ひとのものを盗んだりしてはならない。
人間を落ちたくなかったら、盗んでいたものを全部返し、本当の自分に戻り、本当の自分の人生を生きていくのです。それがどんなにつらい人生でも、まじめにまっとうに生きていくのです。
自分が助かる可能性のある道は、それ以外にないのです。