ムジカの写真帳

世界はキラキラおもちゃ箱・写真館
写真に俳句や短歌を添えてつづります。

うそをまことと

2019-10-24 04:42:47 | 短歌





たまちはふ 神のまことを 知りつれば うそをまことと いふすべはなく





*人間は今、ほとんどの人が嘘をかぶって生きています。他人の顔をかぶり、他人から盗んだもので操作した自分の人生を生きているのです。

本当の自分の顔や人生で生きれば、高い試練が待っているからです。それがいやなばかりに、馬鹿な人間は霊的技術で操作して、自分に都合のいい自分や人生をつくるのです。

しかしそんな嘘の時代に、神の真実が降ってくる。人間の感性が進化し、真実を見抜く力が発生すると、この世界の痛い嘘の実相が誰にでも明らかにわかるようになる。

また、解脱者も増えてくる。真実に生きることのまことの幸福を知った人間が増えてくる。

そんな時代の趨勢の中では、もう嘘を真実と言いくるめられる理屈などありはしない。嘘で生きている人は、何もかもを失うのが嫌なばかりに、嘘をなんとかいいことにできないかと迷うものですが、そんな方法はありはしない。

嘘は嘘、真実は真実なのです。

嘘にまみれた人間は今、自分が人類を落ち、愛の世界から離れていくのを、恐怖の面持ちで見ている。このままではすべての愛に去って行かれるという、寒さの中であえいでいる。

その寒さから解放されるためには、もう嘘を捨てるしかないのです。嘘を脱ぎ捨て、本当の自分に戻り、その本当の自分の本当の人生を生きていくしかないのです。

それができない限り、人は愛の世界から永遠に遠ざかっていかねばならないのです。





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