一筋の おのれの道を ゆけよとて 飛行機雲に 聞く神の声
*今週はひとつも歌が詠めませんでした。馬鹿の妨害はよけいひどくなってきている気がします。歌を詠もうとして感覚をとぎすまそうとすると、まるで厚い布で感覚の棒を包まれるような感じがして、何も思い浮かんでこないのです。
わたしも歌詠みのはしくれと思っていますから、こういう状態は苦しいですね。早くこのトンネルを抜けたいものだが。なかなか解放してくれません。
で、表題の歌は、何年か前に詠んだものです。こういうとき積み重ねは役に立つ。自由に詠めていたころに、たくさん詠んでおいてよかったと思います。
ツイッターの方で、大火が神との話し方を教えてくれていますから、皆さんにもこういう感じはわかるでしょう。空の雲を見ると、神のお気持ちがわかるのです。言葉で耳に聞こえるのではない。目で見ると、神のおっしゃりたいことがわかる。そういう感覚です。
ある日、何かに惹かれてふと振り向いてみると、空を大きく横切る飛行機雲が見えた。それに、神のおっしゃりたいことがこめられていたのです。一筋におのれの道をゆけと。なにものにも迷わず、まっすぐに神の道をゆけと。
ふるえるほど感動してしまった。神の心にたがうことは絶対にすまいと思った。神の指し示す美しい真実の道を、まっすぐに進もう。そこにどんな苦難が待ち受けていようとも。
ですからわたしたちは、神の導く美しい道を、まっすぐに進んでいます。それは不思議な道だ。田舎の一主婦として生きながら、人類の救済をやっている。平凡な生活の中で、ぬきんでて非凡なことをしている。神の言うとおりに進むと、こんなことになるのかと。
まっすぐに空を横切る飛行機雲を見るたびに、わたしたちは神を思い、まっすぐに進んできた道を振り返っては、これからもそれを貫こうと思うのです。