比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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碓氷峠・・・旧信越本線アプトの道遺構群をゆく・・・熊ノ平駅跡・・・2020年12月

2021-02-09 | 鉄道と駅 関東編
・・・彩風人の写真帳・・・

コロナ禍、緊急事態宣言の前の12月、久しぶりの駅鉄とウォーキングの旅です。
マイカーで群馬県横川駅まで、そこから信越本線の廃線跡を歩きはじめます。
JR東日本・・・信越本線横川駅・・・からスタート・・・旧信越本線アプトの道、鉄路を埋めた道をひたすら上へ。
横川から丸山変電所まで約2km、峠の湯まで約1km、眼鏡橋まで2.1km。そこから熊ノ平まで1.2㎞。

旧信越本線(碓氷線)、旧熊ノ平駅・・・旧変電所です。

1893年開通した信越本線(碓氷線)は66.7‰の急勾配をアプト式を導入した蒸気機関車で上がっていました。
1912年電化、アプト式を使った電気機関車に変更。
1963年新線(複線化)を掘削、EF63形電気機関車2両による押し上げに変更、アプト式の歴史の幕を閉じました。

熊ノ平駅・・・1893年碓氷線開通に伴い、蒸気機関車の給水、給炭、上下線列車すれ違い場、退避線、として信号場開設。1906年駅に昇格。1937年変電所開設。1966年信号場に降格。1997年新幹線開通、横川~軽井沢駅間廃線のため廃場に。

信越本線(碓氷線または横軽線)・・・水平距離で11200m、比高553m、割り算すると49.4‰、鉄道の最大傾斜は66.7‰(3.8度)。

相対式2面2線があり、1963年式設した新線もここはこの線を使用。

峠路探訪アプトの道」はここでオワリです。ここから先16のトンネルはクローズされ線路も遊歩道化されていません。
Uターンします。
※撮影日は2020年12月7日。

余禄》熊ノ平は上信国境の山中です。熊や猪、鹿が出てきてもおかしくありません。
2018年3月猿の大群に遭遇しました。視線を合わさずにやり過ごすことです。


※コメント欄オープン。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
画像がバッチリ、楽しみました! (縄文人)
2021-02-09 08:28:00



熊の平に到着ですね。
我々は、この下の峠の下にバスを止め、ここより~横川へと下りました。
トンネル沢山、すべてが連り眼鏡橋など思い出の地、説明員によると、深谷のレンガが使われたとか・・・・・?

別口で峠の尾根歩き、軽井沢から「皇女和宮・江戸へお越し道路」と銘打って峠歩きを・・・やはり上から下りました。”僕の帽子何処へ行ったのでしょ”う・・・ロケ地を見ながら、ゆったりと。
あれやこれやと懐かしく拝見、ありがとうございました。

      ・思い出を碓氷峠や杖突いて (縄)

 若きとき、今はもうダメですね!!
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もう歩けなくなりましたね (縄文人さんへ・・・)
2021-02-11 10:29:22
運転免許だけは取得、このごろはかみさんがほとんど。僻地にいるると自動車は必須ですしね。
碓氷峠から坂本へ・・・縄文さんおブログを見て一度は歩きたいと思った道です。

鉄道の歴史、新橋から横浜へ、思えば150年くらいの歴史です。その間に輸入のSLから国産のSLに、いまでは新幹線技術を輸出するまでになりました。東海道よりも前に始まった高崎線の開拓、おっしゃる通り絹の道でした。

鐵道の道は日本近代化の道ですね。
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