比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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干し柿の 香り 夜祭り 笛太鼓 

2014-11-19 | 美味しいブログ 頂きもの・取寄せ
秋の秩父上日野沢、天空のおやき村を訪れたとき、むらの聖人に聞きました。秩父の人は「秩父の夜祭り」に合わせて干し柿を完成させるのだとか。
干し柿夜祭りがセットになって刷り込まれ(imprinting)ているのですね。

干し柿と ハナミズキの紅 コラボする

干し柿や 熟れる頃には 笛太鼓  (縄文人)

干し始めて2週間ちょっと、水分がだいぶ抜けてきました。太陽の光が作る天然ものです。12月の半ばごろまで干しておくと最高の味になるはず。

秩父夜祭・・・律令時代に創建されたといわれる秩父神社、中世に妙見菩薩が合祀されて妙見様といわれるようになりました。例大祭霜月の大祭と呼ばれ、江戸時代秩父地方で養蚕が盛んになると例大祭に合わせて絹の「大市」が開かれるように。秩父の農民にとって絹織物の一大販売フェアであり生活のかかった経済行為でした。このフェアを盛り上げるために企画されたのが例大祭の附け祭りのイベント・・・秩父夜祭です。そして養蚕の衰退したいまも「霜月の大祭」は「秩父夜祭」として、京都の祇園祭、飛騨高山祭と並んで日本三大美祭の一つに数えられています。


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