比企の丘

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信濃路・・・桜咲く・・・日本の三大湖城・・・諏訪の浮城・・・高島城

2018-05-25 | 古城・城址・陣屋・館跡
信州上田の・・・六文銭の写真帳

4月9日、諏訪湖畔の花見にやってきました。信濃国諏訪高島藩の高島城です。
現在見られる諏訪高島城は諏訪高島藩初代藩主日根野高吉が1592年築城、そのご日根野氏は転封になり古代以来の諏訪大社大祝職の名門であった諏訪氏が浮沈を重ねながら再興し諏訪高島藩の藩主として故地に復帰、明治の廃藩まで続く。
明治の廃藩で廃城、取り壊され、本丸のみが高島公園に、二之丸、三之丸は住宅地に。
日本100名城」「日本の三大湖城」。

諏訪高島城・・・1970年、冠木門、三層三階の天主閣(擬城)、塀、角櫓が復元。
築城当時は西に諏訪湖、東、北、南の三方を湿地に囲まれ、水面に浮かぶように見え諏訪の浮城と呼ばれました。干拓により濠の外側は城下町に。

本丸の表門・・・冠木門・・・冠木門とは左右に柱を立て一本の貫を通した簡単な門ですが、屋根つきの楼門(高麗門)です。
最初に作られた冠木門の名前がそのまま名称だけ残り冠木門と呼ばれるようになったようです。1970年復元。橋の名前も冠木橋。

高島公園・・・明治の廃藩置県、1875年廃城のあと1876年本丸は高島公園に。心形池のある日本庭園。桜の名所。

高島城天守・・・1970年復元(擬城)、杮葺(こけらぶき)の屋根は銅版葺に。
瓦葺ではなくなぜ杮葺であったか諸説あるが不明。3階は展望台、2階は高島城歴史資料館、1階は企画展示コーナー、ギャラリー。

本丸内の御川渡御門跡、諏訪湖への出入り口。門外に船着き場があった?
現在の門は三之丸裏御門の遺構、1988年所有者から寄贈をうけて移築。
※撮影日は4月9日。


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