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比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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武州羽生・・・藍屋に行く

2011-04-05 | 道をゆく 埼玉イイなっ
4月2日、なんとなく新聞の小さな記事からふと思いついて埼玉県羽生市の小島染織工業(株)の「藍染め市」に行ってきました。1年に3回のイベント開催だそうです。

羽生・・・武州正藍染め・・・木綿糸を藍で染め・・・平織りにした・・・青縞(盲縞とも)・・・の本場です。
百姓の作業着の股引(ジーパンみたいなもの)の布地作りから始まったとか。そのご行田の足袋の布地の供給、今では剣道着の布地の80%はここの生産だそうです。
古い建屋です。明冶、大正の建造に見えます。

藍染め体験・・・オリジナルの手ぬぐい、Tシャツなど世界で一つしかないものを染めます。

手織り体験・・・少女の真剣なまなざしに感激しました。

「藍」というといまでは徳島と思いますがむかしはどこでも栽培していたようです。藍の栽培、藍玉作り、発酵、染色、織りと百姓の副業でやっていたのが、近代に入り工業化したのでしょうね。
小島染織工業は1872年、中島紺屋(土・日は休み)は1837年の創業といいます。

オバサンはキッチンとリビングの境に架ける暖簾を2枚買ってご機嫌で帰りました。ホンとはタペストリーなんか買いたかったようですが無かったのです。
初めて訪れた街なのにブラリ街散歩をしなくて帰ってしまった・・・あとで気がついたのですが。

ちなみに》羽生は「埴輪」が地名由来のようです。埼玉県東北部、利根川で群馬県と境を接します。利根川の東遷(瀬替え)の始まり「川俣の締め切り」(1594年)はこの地です。


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