比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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信濃国府・・・国分寺①・・・の跡

2008-09-28 | 信濃の国は 上田・佐久・東信濃
信濃国府・・・奈良王朝時代に全国につくられたという国府と国分寺。
信濃国上田にあったといわれます。ここは上田市国分(こくぶん)・・・国道18号線に沿って芝生に覆われた国分寺と国分尼寺の跡といわれる公園広場があります。


大宰府にも雰囲気が似てますね。

国府とは奈良王朝の7世紀末、持統天皇の時代に全国的に施行された律令制で全国の国ごとに置かれた役所(国庁・・・税の徴収所)が置かれた土地のことを言います。
8世紀の中ごろにそこに付属寺院を置くことが決まり国分寺、国分尼寺が造営されます。天平の時代のハコモノブームです。
現在は庁舎のあった場所も定かでないのですが地名としては全国各地に残っています。
国府、府中、国府津、国府台、上府、甲府、防府など。
国分寺のほうは残ってるところがありますが地名だけ残ってるところもあります。
国分寺、国分、法花寺、法華寺などの地名はこれに因んだものです。

隣接して室町時代に造られたという国分寺三重塔がありますので見に行きたいと思います。


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