「真田丸の上田」はフィーバーしてるようです。上田城址公園には観光バスがひしめいています。
そんな上田・・・かつては「絹の街」・・・「蚕都上田」でした。
今もその面影を偲ばす建造物があります。上田を訪れた際にはぜひ見てもらいたいと思います。
今回は「上田六文銭」さんの画像提供です。
信州上田の・・・六文銭の写真帳・・・
※ブログ「比企の丘から」のギャラリー公開。
国立信州大学繊維学部キャンパスです。信州上田の・・・六文銭の写真帳・・・
※ブログ「比企の丘から」のギャラリー公開。
信州大学・・・地方国立大学で県名ではなく古代律令時代の国名のついた不思議な大学です。本部は松本にありますが長野市、松本市、上田市、伊那市にキャンパスが分散した不思議な大学です。でも不思議というより当たり前のことかも知れません。
ここ信州大学繊維学部は上田市にキャンパスがあります。
前身は旧官立上田蚕糸高等専門学校(1911年開校)。1949年に国立信州大学繊維学部に。繊維関係では日本ではじめて開設された国立官立高等専門学校。
キャンパス内に残る旧上田蚕糸高等専門学校の俤を残す国指定有形文化財を紹介します。
国指定有形文化財「信州大学繊維学部講堂」・・・旧官立上田蚕糸高等専門学校講堂(1929年竣工)。
講堂の前を歩く学生。
国指定有形文化財「信州大学繊維学部守衛所」・・・旧官立上田蚕糸高等専門学校守衛所(1911年竣工)。
国指定有形文化財「信州大学繊維学部資料館」・・・旧官立上田蚕糸高等専門学校繭貯蔵倉庫(1911年竣工)。
内部の一般の見学は不可。国指定の有形文化財ですから外からの撮影は守衛所に許可を求めれば可であると思います。
講堂の前を歩く学生。
国指定有形文化財「信州大学繊維学部守衛所」・・・旧官立上田蚕糸高等専門学校守衛所(1911年竣工)。
国指定有形文化財「信州大学繊維学部資料館」・・・旧官立上田蚕糸高等専門学校繭貯蔵倉庫(1911年竣工)。
内部の一般の見学は不可。国指定の有形文化財ですから外からの撮影は守衛所に許可を求めれば可であると思います。
※撮影日は6月14日。
《2016年8月27日追記》
明仁天皇、美智子ご夫妻は8月20日北陸新幹線で長野県上田市に入り信州大学繊維維学部を訪れ1911年に建てられた繭の貯蔵庫(国の登録有形文化財)・・・現在の資料館で、教材として使われていた模型や資料、卵の中でカイコの幼虫が成育する様子を段階的に示す模型をのぞき込み、下坂誠信州大学繊維学部長の説明を聞きました。このあと軽井沢で27日まで静養、草津経由で30日に帰京。(信毎Webニュース8月21日配信より)
公務であるか、好奇心であるか・・・知りませんが・・・好奇心のあるうちは青年です・・・
毎日暑い日が続きますね。
いつも信州のご紹介ありがとうございます。
私も知らない場所をヒキノさんはご存知で、驚いています。
家から上田には、1時間も掛からず行けるのですが、
なかなか難しい状況になっています。
真田丸の影響で、上田城などは確かに混雑しているようです。
NHK大河の威力に改めて感心させられました。
今後梅雨明けになりますと、より暑い日が続くと思いますが、
お体ご自愛下さいませ。
御蚕さん、絹といえば
信州長野、埼玉、群馬が盛んであったようです。
なかでも「絹の街」・・・「蚕都上田」は、
有名でした。
昭和30年代
信州大學繊維学部、それに小金井の東京農工大学繊維学部が有名でした。
素晴らしい建物にお目にかかりました。
上田蚕糸、東京繊維高専(東京農工大)、京都繊維高専(京都工芸大)が日本の絹生産技術を支えたようです。
なかでも上田蚕糸は絹繊維業界では「上田蚕糸にあらずんば人に非ず」という人脈があったとか・・・いまは昔の話です。
よく言われるのは、ヨソモノのほうがその土地が新鮮に見える。
ということで記事にしています。
「乾杯」の演奏・・・聞きました。
ブログではマニアックなものよりポピュラーなもののほうが惹きこまれますね。