
ここは信州側の小諸市からいっきに比高差1500mを駆け上がった山上に高層湿原のある不思議な空間です。湿原を取り巻く傾斜地、亜高山、針葉森林地帯ですが風が強いのか高山地帯の様相。枯れた草原、天然の唐松は背が低く、シラビソ、モミなどの常緑針葉樹も見られます。
同行のオバサンが枯れ草の繁みの中にナニヤラモソモソ動くものを発見。ヤマドリでもない、カケスでもない。猛禽類でもなさそうだ。

ホシガラス・・・・・です!この山にいるとは聞いていましたが初めての出遇いです。


ホシガラス・・・カラス科、カケス、カササギ、オナガの仲間。高山地帯から亜高山地帯にかけて、四国から北に向けて日本中に生息。針葉樹の球果の実を食べる(特に這い松の実が好きらしい)。乗鞍頂上付近ではざらに見られます。
遠かったし三脚の用意がなくオバサンの肩で固定して撮ったのでピントバッチシではないです。
絵になる鳥ではないのですが高山に棲む鳥として好きです。ロマンです。
想定外のホシガラスとの遭遇ですっかり満足して地蔵峠から上田に向けて山を降ります。林道でカケス、ノスリなど見ましたがもちろん留まっていてくれません。
今日の遊びはこれで終了。
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