比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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雄大な浅間山麓をバックに・・・信州国際音楽村

2010-12-04 | 道祖神・石仏・石神
11月29日日帰り信州。会う人があって上田市大家で千曲川を渡って丸子方面に、長瀬というところから右に曲って依田川を渡って山の上に上がっていきます。
上田市生田(むかし尾野山村→生田村→依田村→丸子町→いま上田市)、千曲川左岸、標高700m弱の急傾斜地です。

道の辻に「二十三夜塔」。横に文化七庚午年(1810年)と彫ってあります。庚午は干支の計算方法(60年周期)で文化7年。
二十三夜」とは18世紀後半から昭和の初めまであった「月待ち講」の一つらしい。月の化身を勢至菩薩に見立て精進勧業したそうですが、どうもそれを名目に飲み食いを共にして大いに楽しんだと思われます。むかしもいまもなにか理由をつけて宴会をするのですね。石塔は道祖神、庚申塚と同じく村の中心部、辻(分岐点)に建てたようです。

二十三夜塔」のそばに信州国際音楽村の案内標識があったので帰りに寄ってみました。
財団法人信州国際音楽村、設立してから20数年らしい。今日は月曜日でお休み、閑散としています。浅間山麓を望む素晴らしい景色です。しばらく展望しました。

信州国際音楽村のシンボル「ホールこだま」・・・カラマツ集成材、ヒノキを使用した純木造。300席。

浅間山をバックに「野外ステージひびき」(1000席)、植栽はかつての蚕業王国信州を象徴する桑の木。

残念ながら今日は浅間山は雲の中

スイセン10万本、ラベンダー8千株。素晴らしいロケーション。
財団法人信州国際音楽村についてはHPを
商業施設ではなくみんなが音楽を楽しむために利用できる環境、宿泊設備もあるようです。

家内の友人の林檎農家の家を訪ねて。米作と違って園芸はほとんど手作業。急傾斜で作業は厳しいようです。ここでも後継者問題があります。


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