信州上田の・・・六文銭の写真帳
厳しい寒さが続いています。小正月も終わった22日、上田塩田平の生島足島神社に初詣でに。
生島足島神社に参拝、すぐ隣にあるお寺・・・長福寺を尋ねました。
真言宗智山派理智院薬師院長福寺・・・上田市下之郷541。.創建は平安時代の965年。小さなお寺です。
法隆寺の夢殿を模した信州夢殿、国指定重要文化財銅像菩薩立像があります。
信州夢殿・・・1942年建立。法隆寺の八角円堂夢殿の1/2ですが完全に模した匠の技の結集。
長野県出身で美術写真印刷業の「大塚巧藝社」の創始者大塚稔氏の寄進によるもの。
長野県出身で美術写真印刷業の「大塚巧藝社」の創始者大塚稔氏の寄進によるもの。
信州夢殿の本尊・・・国重要文化財「銅像菩薩立像」・・・大塚氏が小布施町の民家に眠っていたものを譲りうけ寄進したもの。
★アルカイック・スマイル・・・古いギリシャ彫刻に見られる微笑みを浮かべた表情。
※撮影日は1月22日。
★大塚 稔(1888~1951年)・・・長野県出身、大正年代初期に横山大観により提唱された巧藝画を手がけ1919年大塚巧藝社(現大塚巧藝新社)を立ち上げた人。巧藝画は原画の画材そのままに絹、和紙に墨版をコロタイプ印刷し熟練の職人が岩絵の具などを用い手彩で仕上げた複製画です(偽作ではありません)。美術品、名画、文化財を広く知らしめるために、ダミーですが資料として後世に残すために多大な貢献をしてきました。かつて横山大観の「童夢」の大塚巧藝社の精巧な複製画を某所で見たことがあります。
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