テレビドラマ・・・僕の歩く道⑤・・・自閉症・ノーマライゼーション

テレビドラマ「僕の歩く道」です。昨日の夜10：00から最終回が放映されました。テレビドラマの宣伝ではありません。どう感じたかは見た人が決めることです。

自閉症児の物語です。
もはや児ではありません。成人です。
自立の道を探しています。
40kmサイクル・ロード・レース
スタートの号砲が鳴ります。

誰にも手を引かれることなく走り続けます。

家族も職場の皆も彼を見守っています。

周回道路を帰ってきました。
ヤッター!!

ゴールです。

「お母さん、僕グループホームに入る」
とポツリともらします。

旅立ちの時です。


このドラマの詳しいストーリーなどは番組のHPをご覧ください。
最後に「グループホーム」という言葉が出てきます。法的なことは調べていませんので確かではありませんが、1993年の障害者基本法に基づくものと思います。障害者がグループで生活するということでしょうか。法人格を持つ施設者が自治体の補助を受け運営するのだそうです。
「ノーマライゼーション」という言葉があります。障害者がノーマル(普通の)な生活をする基本的な考え方(北欧から始まる)だそうです。

話は変わります。むかしむかしある街で障害者施設の設置問題が起きました。どのような経過か知りませんがこの計画は頓挫しました。住民が反対したか街のデベロッパー(開発者)が反対したか町当局が反対したか知りません。チラシとか見ましたから住民のなかにも反対者がいたのでしょう。企業の倫理が働いたのかも知りません。いずれにしても声の大きいほうが結果的に勝ったのでしょう。
人間として悲しい話です。唾棄すべきことです。そのときこのようなドラマがあったらなと思いました。
グループホームがあなたの側にできたら、あなたならどうするでしょうか。