2011年8月6日、埼玉県東松山市の下唐子という地籍、都幾川の左岸、10mばかりの段丘上に建つ丸木美術館。
比企丘陵の山と川、水田も広がる日本の原風景みたいなところです。

毎年8月6日、「ひろしま忌」としてイベントが開かれます。
今年は日本著作権輸出センターの創業者(現相談役)の栗田明子さんの講演を聞きました。
丸木俊さんの絵本「ひろしまのピカ」(小峰書店1980年刊)の外国での出版に尽くされた方です。その裏話を話されました。
会場は新刊ホール、「南京大虐殺」「アウシュビッツ」「水俣」「水俣・原発・三里塚」という4点が常設されています。

「ひろしまのピカ」と「HIROSHIMA NO PIKA」(アメリカ版)・・・NOは日本語の「の」と英語の「NO」の両方の意味を持たせたようです。

この本のラストの言葉・・・「ピカは人がおとさにゃ、おちてこん」・・・強いメッセージです。
このメッセージが加害国アメリカの表現では"It can't happen again" she says "If no one drops the bombs"・・・「もうこんなことは起こらないよ・・・誰かが爆弾を落とさなければね」・・・と表現されています。「誰かが」という言葉・・・アメリカの翻訳者も苦しかったでしょうね。それぞれの国の事情があるようです。
日本の本では初めてアメリカ図書館協会賞(ミルドレッド・L・バチェルダー賞)を受賞(受賞すると全米の図書館に常備され、その数は85万部になるそうです)。
この本は現在16ヶ国語で出版。日本の良書を出版社に代わって外国の出版社の経営者・編集者に会って交渉を進めるのがエージェントの仕事らしいですがかなりの苦労があるようです。
世界の多くの国の子どもたちに読んでもらいたい・・・そんな気持ちになりました。
《追伸》「ピカは人がおとさにゃ、おちてこん」・・・この言葉は丸木位里の母親スマさんの言葉です。丸木美術館のまえの「痛恨の碑」の横の石碑に刻まれています。
比企丘陵の山と川、水田も広がる日本の原風景みたいなところです。

毎年8月6日、「ひろしま忌」としてイベントが開かれます。
今年は日本著作権輸出センターの創業者(現相談役)の栗田明子さんの講演を聞きました。
丸木俊さんの絵本「ひろしまのピカ」(小峰書店1980年刊)の外国での出版に尽くされた方です。その裏話を話されました。
会場は新刊ホール、「南京大虐殺」「アウシュビッツ」「水俣」「水俣・原発・三里塚」という4点が常設されています。

「ひろしまのピカ」と「HIROSHIMA NO PIKA」(アメリカ版)・・・NOは日本語の「の」と英語の「NO」の両方の意味を持たせたようです。

この本のラストの言葉・・・「ピカは人がおとさにゃ、おちてこん」・・・強いメッセージです。
このメッセージが加害国アメリカの表現では"It can't happen again" she says "If no one drops the bombs"・・・「もうこんなことは起こらないよ・・・誰かが爆弾を落とさなければね」・・・と表現されています。「誰かが」という言葉・・・アメリカの翻訳者も苦しかったでしょうね。それぞれの国の事情があるようです。
日本の本では初めてアメリカ図書館協会賞(ミルドレッド・L・バチェルダー賞)を受賞(受賞すると全米の図書館に常備され、その数は85万部になるそうです)。
この本は現在16ヶ国語で出版。日本の良書を出版社に代わって外国の出版社の経営者・編集者に会って交渉を進めるのがエージェントの仕事らしいですがかなりの苦労があるようです。
世界の多くの国の子どもたちに読んでもらいたい・・・そんな気持ちになりました。
《追伸》「ピカは人がおとさにゃ、おちてこん」・・・この言葉は丸木位里の母親スマさんの言葉です。丸木美術館のまえの「痛恨の碑」の横の石碑に刻まれています。
自分もこの日、丸木美術館へ行きました。
あまりにも暑かったので、エイサー隊の演舞を見て帰りました。
という言葉を聞いて久しい。戦争という言葉は古い。アレから66年。
広島原爆忌、長崎原爆忌
これを知ろうとしなければ、避けて通れてしまう。
「戦争という惨めなことを知らない」若者の時代になりました。
・・・・が、今年はわけが違います。
大地震や津波、輪をかけて大きくなったのが津波被害にこうむった福島原発の爆発。
多くの人たちが避難を余儀なくされ多大な被害を被っています。
広島市長のメッセージには、この福島原発事故をも加味した例年に無い内容になったとか。
知らせるための、語り継ぐための文言、如何に大切かを知りました。
ヒキノさんのブログは必ずタイムリーに
これらをアクテブに取り上げ我々凡人を覚醒させられ感心いたします。
原爆の図丸木美術館・息をのむ惨禍の屏風画・・・で掲載されていました。
ヒキノさんの下地がありましたのでナゾリながら読みました。
折り重なる屍(しかばね)、赤い業火、子供を抱く母親、の屏風絵には息をのむ。
開館以来20ヶ国を超える巡回、入館者120万人素晴らしい実績です。
ヒキノさんの名解説に加え
新聞で読みすっかり≪丸木美術館≫のフアンになりました。
いつか訪れてみたい。
なるべく面白おかしくしているつもりです。
比企郡のことが中心ですが秩父のことや埼玉のこと、ときどき信州のことも書きます。
ブログはおもしろくなけりゃブログじゃない!
ただ東日本の人が広島まで行かなくても広島の子ことがわかってくる大屏風が目に迫ってきます。
鬼畜米英と教育を受けたものですがアメリカには何の恨みもありません。同盟国だとも思いません。
ただ戦争というものは恐ろしいものですね。すべての財産も命もなくなります。
我々の世代はいい世代だったかもしれませんがこれからの世代はどうなるでしょう。福島の影響が白血病とかの後遺症を残さねばいいのですが。
天災は人々の努力で復興できます。核分裂の人災はどうなんでしょう。