比企の丘

彩の国・・・比企丘陵・・・鳩山の里びと。
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比企丘陵・・東松山市民の森を行く

2009-10-14 | 比企の丘から
里山を散歩しています。東松山市民の森です。

尾根道を歩いています。クヌギを主体にする雑木林です。赤松の実生による自然林もあります。
周遊路はたいへん整備され自然林の中も市民の森公園ですから下刈りなど手入れがイイです。

尾根道を下り入山沼の方向に歩いています。クヌギの木、大きいですね。
むかしは薪炭材料として伐られていたのでしょうがいまは伐られることはないのでしょうね。

入山沼・・・名前から推して入会山の沼ということでしょうか。山の水が自然にたまった谷地(湿地)です。比企丘陵にはこうした沼がいっぱいあります。比企(ヒキ、フキ、フク)とは湿地のことらしいです。
絵になる風景です。


谷地という言葉は地方によっていろんな呼び方、表記があるが、ここでは谷地と表記した。

谷地田です。谷地沼から水を引いた田んぼ。谷のあいだですから非常に小さい。下に行くほど広くなりやがて谷が開けると普通の大きさの田んぼになります。

少し遠くからこの景色を眺めて。案山子さんが8人。

入山沼から流れ出した水は九十九川となりやがて越辺川に注がれます。川に沿ってのどかな水田の道を歩いていきます。セイタカアワダチソウに被われた休耕田が目に入ると心が痛み、農業政策や食糧自給率について思いが飛びます。

やがて坂東三十三札所十番巌殿山正法寺の参道の真ん中ヘンにに出ます。参道の長さは500mを越えるようです。参道の周りのおうちはいまは普通の家ですがこうして見ると門前町の宿に見えます。

ザックを背負った人が山門に向かって歩いています。

山門のほうからこちらを見ると。




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