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5月、ここは見渡す限りポピー畑とムギナデシコ畑でした。いまは水田が拡がっています。ここは一級河川荒川の河川敷の中、滝馬室、原馬室というれっきとした地籍名がある農耕地です。さすがにここには家屋敷はありませんが橋を渡った御成河岸には河川敷内の横堤上に家屋敷があります。
荒川河川敷内左岸、上流の御成橋方面を見ています。
まだ稲が青々としていました。稲刈りが終わった田も見られます。
ここでは冠水したかどうかはわかりませんでした。
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まだ稲が青々としていました。稲刈りが終わった田も見られます。
ここでは冠水したかどうかはわかりませんでした。
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河川敷(高水域)は洪水のときの遊水地なのです。
右側の森は大宮台地と呼ばれ河川敷の境には堤防がありません。台地が自然堤防になっています。
冠水した田圃の畦道に沿って手刈りした稲が並んでます。
河川敷と農業、数年に1回、こうしたことは当たり前のように起こってるに違いありません。
この土地のお百姓さんは何百年の昔からこの川と付合ってきたのです。
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河川敷と農業、数年に1回、こうしたことは当たり前のように起こってるに違いありません。
この土地のお百姓さんは何百年の昔からこの川と付合ってきたのです。
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こんな風景を眺めているうちにむかし読んだ富山和子「水の文化史」を思い出しました。
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この本は「淀川・利根川・木曽川・筑後川」四つの川の構成になっていますが、歴史書でもなければ河川土木工法の本でもありません。四つの川を基点として別の川(ライン川にも)にも話が飛び、山や森にも話が移っていきます。
おおむかしから続けられてきた自然との共生を考えた治山治水、それをふまえての現代の自然環境との付き合い方、私たちがふまえるべき原則は何かということを提起してるのではないでしょうか。
子供にも読んでもらいたい本です(著者には「川は生きている」という児童書もあります)。
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