JCP市原時夫です

千葉県房総の睦沢町から、政治・経済・歴史・オペラ・うたごえを考えるgabuku@m12.alpha-net.ne.jp

自治の伝統のまち 堺市の心意気

2013年09月24日 | Weblog


堺市民の心意気感じる市民マーチですね。
今日の「赤旗」一面です。なんとしても、維新の会の破壊から堺の自治の伝統をまもり、発展させてほしい。


「赤旗」より
「歴史のある街 守っていこう」
 堺を愛する広範な市民らでつくる「堺はひとつ実行委員会」は23日、堺への思いをアピールしようと堺市のシンボルのひとつ、仁徳陵の周囲約2・8キロを歩く「堺はひとつ 市民のマーチ」を行いました。さわやかな秋晴れの下、そろいのTシャツを着た人、風船を持った親子連れ、小旗を帽子にさした男性など2000人を超えた参加者が思い思いにアピール。
 樋上忍実行委員会代表が 「中世時代の世界地図には堺と京都しか名前が載っていないものもある。それほど歴史のある堺を守っていかなければいけない」とあいさつしました。
 竹山修身市長が来賓あいさつし「南蛮貿易、モノづくり、自由という堺の三つの遺伝子を大事にしなければいけない」と強調。
 「堺はいま、歴史的に大きな曲がり角に来ていますが、みなさんとともに大きく発展させていける可能性を秘めたまち。堺はひとつの運動で、歩きながら確認しましょう」と話ました。
 静又三実行委員会会長 (堺市自治連合協議会会長)、岡原猛堺市医師会会長、落語家の桂南光さん、「住みよい堺市をつくる会」の丹野優事務局長らがあいさつしました。

元千葉一区 日本共産党衆議院議員 柴田睦夫さんのしのぶ会

2013年09月23日 | Weblog


今日は、柴田睦夫さん(日本共産党元衆議院議員)の「しのぶ会」でした。会場いっぱいの、さまざまな方々が参加されました。
 いつあっても、どこかはずかしそうに、そして、「どう元気かい」と声をかけて頂きました。゛ぶれない・不屈の信念」を持った方だからこそ、まったく、気さくで、あたたかい方なのでしょう。

 志位和夫委員長はベトナム出張と重なり、挨拶文が紹介されました。
不破哲三さんも、「メッセージ柴田睦夫さんの思い出」に文を寄せています。
 

 柴田睦夫さんのご逝去にたいして、ご遺族のみなさまに、あらためて心からの哀悼の気持ちを申し上げます。
 今日の「しのぶ会」は、あいにくと海外出張と重なり、出席できません。書面をもって、ごあいさつにかえさせていただきます。
 柴田睦夫さんは、「含羞の巨人」といわれ、誰からも愛されるおおらかな人柄をたたえた、私たちの大先輩でした。
 弁護士として、国会議員として、民衆の立場に立って張り続けてきた正義の論陣、朴訥とした語り口ながら胸にしみる演説は、私の心にも深く残っています。
 柴田さんが、初当選したのは、1972年、私が高校生の時でしたが、わが千葉県からも日本共産党代議士誕生の報に、喜びと興奮をもって新しい時代の到来を感じたことを思い出します。それ以来、日本共産党船橋市議会議員も務めていた私の父との交友もあり、私にとって、柴田さんは、たいへん身近な存在でした。
 柴田さんの衆院議員としての戦績は5勝2敗。日本共産党にとって難しい逆風が吹いている情勢のもとでも、革新の灯をともしつづけてくることができたのは、柴田さんの政治家としての魅力によるところが大きかったと思います。
 私は、1993年の総選挙で、柴田さんの後を引き継ぎ、多くのみなさんのお力で国会に押し上げていただきましたが、その時にも、柴田さんを先頭に営々として築いてきた千葉県の革新の伝統に、深い感謝の気持ちをもったものでした。
 柴田さんは、国会議員を退かれた後も、さまざまな形で、私たちを励まし続けてくださいました。私が、千葉県で演説をしますと、いつも柴田さんが笑みをたたえて応援に来てくださったことを、忘れることはできません。
 柴田睦夫さんは、千葉県の革新運動、民主的法曹界、日本共産党国会議員団の活動に、大きな足跡を残されました。その活動に心からの敬意と感謝をこめて、お別れのごあいさつといたします。
2013年9月23日  ハノイにて
     日本共産党幹部会委員長・衆議院議員 志位 和夫

「柴田睦夫さんをしのぶ会」にお集まりのみなさんへ
                                 不破 哲三
 いま、私たちは、日本共産党の゛第三の躍進4の途上にありますが、私も柴田さんも゛第一の躍進゛のなかで衆議院の議席を得た仲間でした。
 私は一足先に一九六九年一二月の総選挙が初当選でしたが、柴田さんが当選した七二年一二月選挙は、文字どおり日本の政治を変えた大躍進でした。なにしろ、六九年の解散前には衆議院四議席だった日本共産党が、三年後三九議席、野党第二党に進出したのですから。
 当然、全体として議会経験の少ない議員団でした。しかし、何事にも智恵と力を尽くして大胆にぶっかり、物価・公害問題、小選挙区制問題、ロッキード問題、原潜放射能問題などあらゆる問題で、当時まだ絶対多数を誇った自民党を野党の先頭に立って追及し、゛国会は変わったという世評を高めたものでした。
 数年後には、危機におびえた支配勢力が逆流の反攻を開始しました。そのなかでも、他の野党がどう崩れようと、また内外どんな局面にぶっかろうと、゛ぶれない党゛の真価を発揮して、「日本共産党ここにあり」の奮闘をしました。
 それが、柴田さんと腕を組んでたたかった七〇年代、八〇年代でした。
 あの時代を共に過ごした仲間が年ごとに少なくなり、その訃報がすでに三分の二を超えたというのは、本当にさびしいことですが、今回の新たな躍進も、柴田さんをはじめ、あの時代の多くの仲間の奮闘があってこそのものだというのが、私自身の体験的な実感です。
 その時代にくらべても、自民党政治のもとで日本が落ちこんでいる危機はけた違いに深刻で、政治の変革で日本の新しい進路を開く必要性はいよいよさしせまったものとなっています。
 柴田さんとともに最初の躍進と逆流を経験した二〇年近いたたかいの日々を思い返し、柴田さんへの右岸の思いを深く心に刻みながら、いま開始された゛第三の躍進゛を、逆流を許さない本格的で持続的なものにするために、残された者として力を尽くさなければ、と思っています。

国家を滅ぼす、安倍政権の姿、次々明らかに

2013年09月22日 | Weblog


 とにかく毎日「赤旗」から目が離せません。今日は一面、どれも興味を引くないようばかりです。
 最初は、大企業への復興増税廃止に一方庶民負担軽減の政府計画、前の「赤旗」では、経団連と経産省がタックスヘブン税制の緩和をねらっている記事、両方とも、大企業への異常な優遇と庶民大増税の拡大というものです。
 これでは、国民はいらない、大企業さえあればという考え方ではないでしょうか。ということは、日本そのものの存在が危ういということになるでしょう。
 あまりにひどい安倍内閣です。
 
 アメリカ市民もだまってない TPP反対デモの記事です。アメリカも一色ではない、市民の動きを伝えるという、まさに「赤旗」ならではの記事ですね。

 9条を活かす、ノーベル賞受賞者の益川さんのスピーチの記事。憲法破壊の安倍内閣は、ますます、矛盾を深めています。

それと、維新の会による堺市つぶしをゆるさず、現竹山市長応援の「つくる会」が日韓ビラを配布・大好評という記事、さすが、大阪・堺人のこころ行きをかんじますね。

 まだ「赤旗」をごらんになったことがない方に、一面全面の写真を載せました。
是非、ご購読ください。

町民の

2013年09月17日 | Weblog
睦沢町は、今年町制三十周年で、いろんな行事が予定されていますが、私は、一般質問の冒頭に、住民が合併を跳ね返して、迎えた三十周年とい意義づけを述べました。
「 この9月から12月にかけて、町制施行三十周年の記念行事が開催されます。これは、合併しないと財政破綻するという宣伝の中で、この町の自治と伝統・文化をまもり発展させようという住民の世論が生み出した、睦沢町の自立の三十周年で有り、住民と共に進めていく町政の大切さを表していると思います。
 わたしは、こうした町民の思いと力を信じて、安全・くらし・子育てを破壊しようとする政治から、住民とともに守る自治体の役割をはたすべきだとうい主旨で質問いたします。」
 2003年合併の動きが本格化する中で、日本共産党長生郡市議員団として、出したチラシです。推進派は「合併しないと小さな町は財政が破たんする」と脅かしたのですが、当時の推計だととっくに睦沢町は大赤字のはずですが、正常な財政状況です。


日本社会の着実な発展と中国社会の根本問題も知る

2013年09月17日 | Weblog



不破哲三さんんの、「古典教室1」の「経済批判・序言」の部分で、「世界では、その国が、典型的な原始共産主義社会、典型的な奴隷政社会、典型的な封建主義的社会、典型的な資本主義社会、これらをすべて全部経験してきたという国はあまりないのです。」と書いています。
 一つには、マルクスがアジア的と述べた生産様式、不破哲三さんは「まるごと奴隷制社会」と述べている段階が世界の多くに見られたこと。
 マルクスがヨーロッパの中世を見るようだと述べた江戸時代。
資本主義の利潤第一主義を極限にまで押し広げようとする、現代資本主義社会など、史的唯物論の見通しを忠実に証明しているのが日本社会なのかもしれません。そして、着実に新たな社会主義・共産主義へ国民自身が選択していくと思います。
 この面では、中国やベトナムは本格的な資本主義時代を経験しないで、「社会主義をめざす」道を選択したこと。物質的な基礎が途上国の段階にあることの複雑さが表面化していると言えます。
 以前読んだ「唯物論と弁証法」足立正恒著を読み返していたらマルクスの弁証法の根本的特徴について「現存するののの肯定的理解のうちに、同時にまた、その否定、その必然的没落の理解を含み、どの生成した形態おも運動の流れのなかで、したがって、またその経過的な側面からとらえ、なにもによっても威圧されることなく、その本質上批判的であり、革命的である。」(マルクス『資本論』あと書き)が紹介されていました。
 現存するものを日本資本主義社会ととらえれば、日本共産党が、将来の社会主義共産主義社会を資本主義社会の価値あるすべてのものを継承・発展させるという深い根本的姿勢としてよくわかりました。

日本共産党のゆるがない立場の根本にあるもの「古典教室1」不破哲三氏

2013年09月16日 | Weblog


私の問題意識のひとつに、「全体的・発展的・変革の立場」で考えること、「日本の歴史的発展の具体的な流れと日本人の特質とはなにか」というものがあります。
 最初は、司馬遼太郎氏の日本人論を何冊か読みましたが、とても、耐えられるものではありませんでした。
 加藤周一氏の書籍に出会い、日本人論はじめ多くの大変視野が広がりました。
 不破哲三さんは、私の問題意識に真正面から応えてくれている方です。

第一に歴史のなかで読む
「古典を読む場合、マルクス、エンゲルスを歴史のなかで読む」という視点、マルクス・エンゲルス自身の理論的発展と共に、その社会の歴史的背景の中で読むということでしょうか。
第二に、日本社会の具体化として
日本社会の歴史的事実を取り上げて解明していることです。

 すでに、不破哲三さんは「エンゲルスの家族私有財産及び国家の起源」の解説本で、かなり全面的な日本歴史を取り上げておられました。
 今回の「古典教室」は、随所に日本の歴史と現実と未来の方向を取り上げて、生きた、変革の立場で身に迫る形で読むことができます。

ブラック企業の歴史的背景
 
「賃金、価格および利潤」(マルクス)は、当時の労働組合運動に対する、賃上げ闘争否定論への反論として、講演されたものですが、マルクスのすごいのは、単なる反論ではなく、そもそも利潤とはなにか、資本主義の仕組み、賃上げ闘争の歴史的役割まで簡潔に解明しているところがすごい。
 不破哲三さんは、されに、日本の労働条件がアメリカ占領化での「民主化」と労働運動弾圧の中で、勝ち取るのではなく、与えられたという歴史的条件の中で、世界的にも「ルールなき資本主義」になっていることなど、「ブラック企業」化の背景まで理解できます。
 日本共産党の政策が以下に深いところから打ち出されているかが、わかります。

史的唯物論の真価「経済学批判・助言」(マルクス)
 日本共産党の政策の根本にあるのは、①世界観(弁証法的唯物論・史的唯物論)②経済学③未来社会論④革命論がありますが、これは、世界観の家の史的唯物論の部分にあたります。
 基本は、①社会の土台は人間の経済生活にある(これは、唯物論の立場にたった歴史観)②経済関係の段階的な発展が歴史の時代を区分する。③社会を動かす主役は階級である。といことになります。
 そして、「人間の社会的存在がその意識を決定する」ということと、社会革命の時代には「社会革命の決着をつけるのは上部構造での闘争だ」とう、革命論の役割ということになります。
 この中で、日本の奴隷制は、ギリシャのようなものではなく「まるごと奴隷制」だったとのべ。また、ギリシャ・ローマ的な奴隷政の以前には「まるごと奴隷制」があり、日本は例外ではなかったこと、典型的な封建制度として、存在したなど、興味深い解明もあります。
 

藤原紀香さんが、「秘密保護法案」に「なんて恐ろしいことになる」と勇気ある発言

2013年09月16日 | Weblog
藤原紀香さんが、「秘密保護法」のパブリックコメント明日までについて「真実をネットなどに書いた人は罰せられっしまう・・・・なんておそろしいことになる可能性も考えられるというので、とても不安です」と公式ブログで、勇気ある発言をしています。

睦沢町で講演された、本島勲さん(岩盤地下水工学)電力中央研究所の元主任研究員

2013年09月16日 | Weblog
睦沢町でも、講演して頂いた。もと電力中央研究所主任研究員の本島勲さん(岩盤地下水工学)が、汚染水問題で、「汚染が外洋に直接放出されてしまうおそれがあります。海底で地下水の湧水を直接しらべる必要があると思う」と語っています。
 元島さんに以前伺ったとき、岩盤への貯蔵などの研究をされていたと聞きましたが、睦沢町での講演でも岩盤の状況と危険性について話されていました。

北海道競馬用牧場も大変 

2013年09月15日 | Weblog
 高校時代の友人から電話があり、来月私の母校北海道浦河高校八十周年とのことでいろいろ話しました。
 私の田舎は、競馬馬の産地で牧場がたくさんあったんのですが、この産業も次から次への廃業に追い込まれているとのこと、生活格差もひろがり、つきあいも格がちがうとつきあってもらえない。
 自民党政治への強い怒りをぶつけておられました。
 

太陽光発電・住宅リフォーム補助金要望多く追加予算 9月議会

2013年09月13日 | Weblog

 昨日の、9月議会議案に、住宅用太陽光発電設置費補助金当初15基を見込んだが、要望が多く、新たに5件分の追加しました。昨年度が10件今年度が20件となりました。
 また、住宅リフォームへの補助金は、当初5件分でしたが、すでに8件の申し込みがあり、追加補正しました。

 2件の補助制度は、住民のみなさんの要望があり、私が、すーっと要望しておりました。

 下の写真は、役場庁舎です、睦沢町を訪れた方は、みなさん豪華ですねと驚かれます。右の三角屋根が議会棟です。

太陽光発電補助・住宅リフォーム助成が追加補正

2013年09月13日 | Weblog
 昨日の、9月議会議案に、住宅用太陽光発電設置費補助金当初15基を見込んだが、要望が多く、新たに5件分の追加しました。昨年度が10件今年度が20件となりました。
 また、住宅リフォームへの補助金は、当初5件分でしたが、すでに8件の申し込みがあり、追加補正しました。

 2件の補助制度は、住民のみなさんの要望があり、私が、すーっと要望しておりました。

シリア代理大使と会談 志位和夫委員長

2013年09月12日 | Weblog


 日本共産党が、30日に発表した談話「シリアへの違法な軍事攻撃の企てに強く反対する」に注目した、シリアのワリフ駐日代理大使が日本共産党本部を訪問。
 志位和夫委員長が、化学兵器廃止などロシア提案の履行を求めました。また、内戦の解決に政治対話と暫定政権充実の努力を求めました。
 ハラビ氏は、ロシア提案受け入れの用意あるとのべました。
 日本共産党の道理に基づく野党外交が広がり、平和へ力を尽くしています。