小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

盲導犬、オスカーを刺した卑劣漢は誰なのか?:

2014年08月30日 | 社会戯評
盲導犬、オスカーを刺した卑劣漢は誰なのか?:
法律上の器物損壊と言う言葉も、実に違和感がある。法律というものは、面白いものである。それにしても、全盲の人の眼となるべき盲導犬、とりわけ、何の抵抗もせずに、飼い主を職場に我慢して、一緒に歩いて行ったとは、何とも痛々しい限りである。盲導犬だから、盲人にとっては、必要不可欠な道具(器物)であると云う事なのか?法律の解釈とは、何とも、云いようがない。この犯人は、どういう性格の人物なのであろうか?しかも、盲導犬の服をめくってわざわざ刺したとは、、、、、、。誠に、弱者に対して、全盲の人の眼に、ナイフを刺したような行為ではないか!その意味では、一種の「傷害罪」などにも匹敵しようか?只でさえ、野良猫等を殺したり、傷つけたりと、穏やかならぬご時世である。盲導犬は、育成するのに、幼犬の子供の頃から、その一頭一頭の性格を、きちんと見定めた上で、訓練所で、ボランティアも含めて、手間暇お金も掛けて、育成して、目の不自由な人達に、譲渡しているが、それにしても、犬の寿命を勘案すれば、犬の負担も相当なストレスがあるであろう。それ以上に、従って、利用者の飼い主は、自身のパートナーと見なして、自分の身体の一部として、或いは、心の拠り所として、盲導犬と一緒に、暮らしている訳である。とりわけ、忠誠心が強く、我慢強い性格の犬が、盲導犬には、適しているとも云われているが、こうした優れた選ばれし盲導犬に対して、卑劣な犯罪行為を犯す犯人は、まさに、犬畜生にも劣るようなものであろう。社会的な弱者に対するこのような行為は、ヘイト・スピーチにも、優るとも劣らぬ行為であって、決して、社会的に、許されることは無いもので、厳しく、断罪されなければならないであろう。傷害罪並に、処罰されなければならないであろう。