こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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冬至かぼちゃ食べましたか?

2009年12月22日 17時45分22秒 | インポート

 今日は夜が一番長い“冬至”です。親しくおつき合いをさせて頂いている方から、自家菜園でとれた“かぼちゃと小豆”を届けてくれました。冬至かぼちゃを食べると風邪をひかないと言われています。昨夜から「かぼちゃを切って!」と母から頼まれていたので、朝早くに起きて堅くしまったかぼちゃを切って準備しました。“甘党”Img_08981 の私にとっては楽しみの一品です。(添付写真)今年も、おいしく頂きました。

もうひとつ、欠かせないのは“ユズ風呂”です。冬至は湯につかって“病”を直すと言われ、“湯治”の語源はそこから生まれたと聞いたことがあります。特に、体調が悪い訳ではありませんが“新インフル”防止策にあやかりたいものです。

新政権のもとで新年度予算編成をめぐり、難航していたガソリン税(揮発油税)など“暫定税率”は「仕組みは変わるが税率は維持する」と政権公約を修正しました。もうひとつの“子ども手当”は「所得制限は基本的に設けない」とし「手当を入らない人のために寄付の仕組み」をつくりました。そもそも、あのマニフェストは何を根拠に作られたのか?これだけ、難題になる問題を政権公約に掲げた責任は重大です。問題は、財源論だと思います。過日も書き込みましたが注目された“事業仕分け”で、必要な文化予算は削減などその手法には各界・地方自治体からも批判が出されています。何よりも、防衛費(おもいやり予算)や大企業・大資産家の優遇税制にメスを入れず“聖域”化しているところに、「国民生活第一」の視点が欠落されています。

2日後にクリスマス・イブを迎えます。クリスマスと言えばケーキが定番。食べる“ケーキ”よりも“景気”悪化の建て直しが急がれます。

早朝ウォークのとき、犬の散歩をしていた66歳の男性から「この歳になると働きたくても働く場がない。年金では食べていけないし、まだまだ元気なんだよナ!」と毎日ハローワークに通っている話をされていました。

25日に、ハローワークを会場に「ワンストップ・サービス・デイ」(雇用・・住宅・健康・生活支援を1ヶ所で相談出来る)が開催されます。これ事態は画期的な取り組みだけと評価します。

貧困を広げ、家計の回復を妨げている“労働法制の規制緩和路線”と決別して、最低賃金の引き上げ、労働者派遣法の抜本的改正など「雇用は正規社員が当たり前の社会」の実現こそ、雇用と家計を立て直す特効薬です。“冬至かぼちゃ”や“ユズ風呂”のように明るい政治の話題が今こそ強く求められています。


事実上の出馬表明ですか?

2009年12月21日 06時10分10秒 | インポート

 久々に運転コースを変えて“双葉バイパス”の見山町側を走行Img_08971 していると、見たことのない看板が立っていました。よく見ると(添付写真)現市長の名前の看板です。確か12月議会で、私は介護施設利用者の軽減策に関連して「この施策を2010年度に実施する決断をしたのは・・・事実上の出馬表明と受けとめて良いのですか」と質問しましたが、それに対して何も答えませんでした。その後、他の議員の質問で「1月の後援会の集まりで出馬の意向を発表する」と言っていた矢先だけに、何故12月中に看板が設置されたのでしょう。

別に“出る”“出ない”はどうでも良いことですが、出る決意があるのならしっかり市民に判るような(判断材料となる)公約を早めに発表してほしい、と思います。後で「これは私の公約でした」と言われ、当選した以上は「市民の理解が得られたもの」と言われても納得出来るものではありません。特に、今回の市営バスの民間移譲についても「前市長と私も『民間移譲』は公約であり、市民の理解が得られたから市民説明は必要がない」とも受けとめられる強弁(中野副市長も)にはまいります。でも、その民間移譲先にも何らかの動きが出てきました。まだ詳細は明らかになっていませんが、社長が「一身上の都合」で辞任するとの報道がありました。私の知り得ている情報では、民間委託(2年間)と民間移譲をセットにした契約は年明けの1月のこと。それ以前に社長が交代することになれば、これまで議会に説明していた市の説明が果たして守られるのか。これまで説明してきたことが“契約”に生かされるのか?と疑問になります。市民にとって重要案件だけに“契約締結”前に辞任することは、通常考えられないこと。この難題は時間が解決すると思いますが、一方通行の説明だけで事が動いたとすれば重大ですネ。

 来年7月の市長選。まちなか居住・駅周辺の商業政策、家庭系ごみの有料化、中央インターチェンジの建設、学校給食の民間委託など財政健全化も含め、これからのまちづくりの方向性が問われる大事な選挙です。抽象論のマニフェストでは通用しません。具体的に、雇用問題も含めた政策論戦を市民は期待しているし、後出し“ジャンケン”公約だけはやつてほしくない、と思います。

 その前に、市長選が果たして行われるのか?道内5番目の人口を有する都市で“無競争”などは考えられないのですが、巷では“クリスマスソング”だけでなく「いつ、対立候補が出るのか?」と私の耳にも聞こえてきます。


的はずれの論議?

2009年12月20日 09時25分21秒 | インポート

 12月定例議会の最終日(12/11)、午前中は各会派から提出さImg_8132 れた要望意見書が“議会運営委員会理事会”(非公開)で議論されます。何故、非公開なのかは別として、どこから要望意見書が提出されようが、基本は全会派一致を基本とて、議論しながら一致点を見いだす努力を重ねます。通常で有れば“午前中”で終わっていました。私たちの会派も「核密約と比較3原則の早期法制化を求める要望意見書」を提出しましたが、「なじまない?」(緑風)、「核密約の実態が明らかになってからでも良いのでは?」(公明)と反対意見が出されました。他の会派からは「賛成」(文言修正の意見あり)を得ましたが、2会派からの「賛同」が得られなければなかなか難しい問題です。そこで提案者として私は「法制化が問題であれば、国是である非核3原則を守るように求める」標題として修正意見を述べたところ、それには「異論はない」と言うことで、全会派一致で採択されました。

 問題は、緑風から提出された「鳩山由紀夫内閣総理大臣の政治資金偽装献金の全容解明と明確な説明責任を求める」要望意見書の扱いです。これには、民主、民の風が明確に反対。せいしんと共産は保留しました。私が保留した理由は、確かに政治資金偽装献金の全容解明と国民への説明責任は必要であると認識を主張し、「政治資金規正法の虚偽記載等の問題は、鳩山由紀夫氏だけでなく、鳩山邦夫氏、二階俊博氏なども明らかであり、そうした国会議員の名前も加えて、全容解明と国民への説明責任を明確にすべき」と提案しましたが、提出者はその意見すら受けとめてくれませんでした。結局、共産党市議団として意見で述べた各議員名を記載した「政治資金規正法の不適切処理(虚偽記載等)の説明責任を求める」決議を“急施”に与えすることを前提に提案し協議した結果、議会運営委員会(公開)の場で“急施”案件として認められ、本会議で賛成多数で可決されました。この問題では、反対した会派の議員から「異論」がありましたが、後日調査したところ大変な発見をしました。6年前(H15年)の12月議会のことです。市民団体から「自衛隊のイラク派遣の中止を求める」要望意見書が提出され、「総務委員会」で審議し賛成多数(せいしん・民主・共産)で可決しました。ところが、緑風会派から相反する“急施”の案件として「自衛隊のイラク派遣に当たり万全の体制整備を求める」要望意見書が提案されました。本会議では緑風・公明・新風・あおぞら(16人)の賛成多数で可決されました。過去に同じ手法で“急施”の案件として、自分たちの意見を多数派工作で強行した本人たちが何故、「異論」を述べるのか?自分たちが行った行為すら忘れているのでは、民主主義は不毛の議論です。穿った見方をすると「党利党略」であり、メンツだけで議会を混乱させたものとしか受けとめられません。今後の教訓として6時間という“非公開”の議論について、その責任の重さを考えて頂きたい、と思います。


感性豊かな苫南”望洋展”

2009年12月19日 16時12分17秒 | インポート

 クリスマスが近づき、住宅街にも例年のように華麗な“イルミネーション”の輝Img_08921 きが目立ってきました。(添付写真)厳しい不況化のなかでも、見るものにとっては心の和むものです。

 次男が部活(美術部)で描いた絵が、昨日から駅前プラザegaoで開催(~20日)されています。驚いたのは、第21回“望洋展”(書道・美術・写真・茶道部合同)のポスターに(次男の絵が)掲載されていることを母が気付きました。親が気付かないのに92歳の母の目に留まったのです。次男は恥ずかしいから「絶対に来ないで欲しい」と言われましたが親としてもImg_08951 どんな“絵”なのか見に行ってきました。(添付写真)書道なども含め感性豊かな素晴らしい作品ばかりに感動しました。イルミネーションの輝き、そして努力が実った作品の感動は、先行き不透明感のある世代にとっては明るい話です。茶道部のお茶会ご馳走様でした。

 過日の望(忘)年会の席上、介護現場で働く方が「こんなにハードな現場なのに、何故当たり前の報酬が得られないのか」と発言していました。そんな矢先、「無資格者なので、来年はヘルパー資格を取って社会福祉に貢献したい」と相談されました。新政権も紆余曲折(マニフェストぶれ)の直面にたたされていますが、「介護雇用プログラム」など無資格者でも受け入れる介護施設があれば最長1年間、資格を得られ(受講料は公費負担)働き続ける制度を始めました。苫小牧市も過日の私の質問で「来年4月から実施します」と答弁されました。問題は、受入施設が有るかどうか?折角の良い制度であっても、生かされなければ単なるアドバルーンに過ぎません。

 昨年の「派遣村」のような事態を再現しないように、失業・倒産、路上生活、生活苦への支援がどうしても必要です。

 苫小牧社会保障推進協議会は国がモデル事業として11月30日に行った「ワンストップ・サービス・デイ」を全国都道府県・指定都市・中核都市で年末に行うように通達が出ましたことを受けて、苫小牧市でも「実施すべき」と提案しました。結果的に12/25に苫小牧ハローワークを会場に、ハローワーク、苫小牧保健所、胆振支庁、司法書士、苫小牧市生活支援課・工業労政課、社会福祉協議会の方々の協力を得て、実施されることになりました。大きな前進です。中学生・高校生は“新インフル”流行のなかで受験勉強に懸命です。問題は、高卒・大卒(新卒だけではない)の就職難が待ち受けています。将来に期待をかけて専門的技術の勉強をして、社会貢献したいと頑張っている若者の雇用確保は重要な政治問題です。次々と明らかになる献金疑惑。「濡れ手で泡」方式の政治家が国の舵取りをしていては、生活苦は解消されないし、雇用対策にも真剣な姿勢は見られません。今日の生活苦をもたらしている原因は政治課題であることをしつかり見据えて対応してほしいと思います。


人生死ぬまで勉強!

2009年12月17日 13時29分56秒 | インポート

 師走に入り、身近な方の“訃報”が多い月となりました。訪問するといつも笑顔で「渡辺さん!時間があったらお茶でも飲んでいきなさい」と快く迎えてくれた“トミばぁちゃん”の告別式に参列し、最後の見送りをしてきました。思い出すのは18年前の出陣式(市議選)のときのこと。81歳とは思えない張りのある元気な声で「頑張ってネ!何も出来ないけど(歳の分だけ)友だちがたくさんいるから」と激励されました。2年前の“お茶懇”の時です、趣味のひとつにしていた詩吟(石川丈山作「富士山」)を披露し参加者を驚かせました。「この歳でも結構忙しいんだよ。書道、茶道、和裁、詩吟、歌声(コーラスグループ赤い実)、舞踊そしてカラオケと休む暇もない」と積極的に外出。自分の意志で動けるうちは頑張るとアパートで一人住まいの生活を1年前まで頑張ってきました。忘れられないのは「人生は死ぬまで勉強」の重みのある言葉。ある時、「しばらく妹の介護の手伝いに行って来るから」とか「この間、一人で(バスに乗って)北見まで行ってきたんだヨ!」とその行動力に感服しました。7年前の市議選のとき「この歳で恥ずかしいことですが、ひとつだけ経験したいことがあるの!お願いしても良いかい?候補カーに乗って“手ふり”をしたい」と嘆願されました。みんなは心配していましたが、「あ~楽しかった!」のひと言がその後の(私を含め)“エネルギー源”になりました。享年100の長寿を全うした人生に感謝をしながら、「ご苦労様でした。安らかにお眠り下さい」とお祈りしてきました。

 過日のこと、母がクリスマス会(デイサービス)の準備なのか?“大正琴”の練習をしていました。88歳から始めた“大正琴”はもう4年目。レパ-トリーも増えているようです。「お母さんは百歳まで頑張れるネ」と多くの知人から言われます。長生きの秘訣は「自分から仕事を見つけ、規則正しい生活を過ごす」ことだそうです。

 “長寿”は祝いの言葉ですが、“高齢化”と表現すると何となく大切にされている言葉に受けとめられません。15日、今年最後の年金の振り込み日でした。介護保険料、後期高齢者医療制度の保険料と“天引き”され、「年々使えるお金が減っている」と困った顔をしていました。孫や親戚への様々な気遣いがこの時期に集中するからでしょう。「ところで、後期高齢者医療制度はいつ廃止されるの?」と聞かれ、「先延ばしされたんだヨ!」と説明すると、「出来ないことは言わなければ良いのに、まるで騙し討ちだネ」と新政権の裏切りに怒っていました。私が社会人になったとき母は「人に迷惑(騙す=詐欺)をかけることだけはしないこと」と強調されたことは忘れません。某市議会議員の息子さんの「ネット詐欺」はどうなったのか?有耶無耶な対応は、「政治と金」問題と同じですね。