今日は夜が一番長い“冬至”です。親しくおつき合いをさせて頂いている方から、自家菜園でとれた“かぼちゃと小豆”を届けてくれました。冬至かぼちゃを食べると風邪をひかないと言われています。昨夜から「かぼちゃを切って!」と母から頼まれていたので、朝早くに起きて堅くしまったかぼちゃを切って準備しました。“甘党” の私にとっては楽しみの一品です。(添付写真)今年も、おいしく頂きました。
もうひとつ、欠かせないのは“ユズ風呂”です。冬至は湯につかって“病”を直すと言われ、“湯治”の語源はそこから生まれたと聞いたことがあります。特に、体調が悪い訳ではありませんが“新インフル”防止策にあやかりたいものです。
新政権のもとで新年度予算編成をめぐり、難航していたガソリン税(揮発油税)など“暫定税率”は「仕組みは変わるが税率は維持する」と政権公約を修正しました。もうひとつの“子ども手当”は「所得制限は基本的に設けない」とし「手当を入らない人のために寄付の仕組み」をつくりました。そもそも、あのマニフェストは何を根拠に作られたのか?これだけ、難題になる問題を政権公約に掲げた責任は重大です。問題は、財源論だと思います。過日も書き込みましたが注目された“事業仕分け”で、必要な文化予算は削減などその手法には各界・地方自治体からも批判が出されています。何よりも、防衛費(おもいやり予算)や大企業・大資産家の優遇税制にメスを入れず“聖域”化しているところに、「国民生活第一」の視点が欠落されています。
2日後にクリスマス・イブを迎えます。クリスマスと言えばケーキが定番。食べる“ケーキ”よりも“景気”悪化の建て直しが急がれます。
早朝ウォークのとき、犬の散歩をしていた66歳の男性から「この歳になると働きたくても働く場がない。年金では食べていけないし、まだまだ元気なんだよナ!」と毎日ハローワークに通っている話をされていました。
25日に、ハローワークを会場に「ワンストップ・サービス・デイ」(雇用・・住宅・健康・生活支援を1ヶ所で相談出来る)が開催されます。これ事態は画期的な取り組みだけと評価します。
貧困を広げ、家計の回復を妨げている“労働法制の規制緩和路線”と決別して、最低賃金の引き上げ、労働者派遣法の抜本的改正など「雇用は正規社員が当たり前の社会」の実現こそ、雇用と家計を立て直す特効薬です。“冬至かぼちゃ”や“ユズ風呂”のように明るい政治の話題が今こそ強く求められています。