こんにちは日本共産党の渡辺みつるです

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改憲手続法に異議あり!

2010年05月18日 20時43分39秒 | インポート

 帰宅すると日本平和委員会の声明文がメールで届いていました。大事なことですから紹介します。

 本日、改憲手続法(日本国憲法の改正手続きに関する法律)が施行期日を迎えました。

 この改憲手続法は、「憲法を頂点とした戦後レジームからの脱却」をかかげ、任期中の明文改憲をとなえた安倍晋三首相(当時)のもとで2007年に強行に採決・成立させられたもので、9条改憲を目指したものでした。

 しかし、同年の参議院選挙で審判を受け安倍内閣が退陣に追い込まれ、2009年の総選挙では新憲法制定議員同盟の衆議院議員139人のうち86人が落選するなど、改憲手続法を強行した改憲勢力に厳しい審判が下りました。最近の世論調査でも有権者の67%が9条改悪に反対しています。(朝日新聞5/3

 そもそもこの法律の制定時に、施行までの検討課題とされた18歳投票権の実現(これは民主党も強く主張)や、投票対象や最低投票率、憲法改定の是非に関する国民運動の自由に関わる措置などに関する検討はほとんど手を付けられていません。これは、選挙での審判が示すように、国民が憲法改定も、そのための手続法も望んでいないことの反映です。改憲手続法はキッパリと廃止するしかありません。

 いま、自民党はもとより、新たに結成された「新党」も、改憲のキャンペーンを展開しています。また、鳩山内閣は、内閣法制局長官の国会答弁の禁止や衆参両院の比例定数の大幅削減などの「国会改革」で、民意を締め出し国会の権限を弱め、内閣に強大な権限を持たせ、解釈改憲をいっそう推し進めようとしています。

 これらの背景には、殴りこみ部隊である海兵隊を「抑止力」とし、あたかも日本防衛の部隊であるかのように偽り、こうした部隊と自衛隊との一体化をすすめ、海外での日米共同作戦の拡大をすすめる日米軍事同盟絶対の立場があります。

 しかし、世界は今、核兵器廃絶、外国軍事基地撤去・軍事同盟解消、平和の共同体づくり、国際紛争の平和的解決への流れが大きくなっています。憲法9条の立場こそ世界の流れに沿い、それを推し進めるものです。

 私たちは、普天間基地の無条件撤去をはじめとする日本国民の平和的生存権を守るたたかいをおおいにすすめるなど憲法を活かす取り組みを強め、改憲を阻止するため全力で奮闘するものです。

 この声明に私は賛同します。


普天間基地は即時撤退を!

2010年05月17日 20時59分03秒 | インポート

 久々の好天(バイパスの温度計:17℃)だったので市民文化公園を散策しながImg_10811 ら、図書館前にある樹齢90年と推定されている(旧)苫小牧工業高等学校ゆかりの“エゾヤマサザクラ”を見てきました。

 桜と言えば、この間議会の一般質問で樽前小グランド内にある桜の木と併せて、「市の“保存樹”に指定してほしい」と取り上げてきた経緯があります。

 まだ、満開にはなっていませんが、これから好天が続けば多くの市民が訪れると思います。図書館・博物館に行くときには、市民文化公園内にある桜やチューリップなどを鑑賞することも癒しの場となりますのでお勧めします。

 癒されないのは、戦闘機の騒音です。過日のこと、明らかにF15戦闘機が午後3時頃、高速道路添いの上空を東側から西側へ飛行していました。市に問い合わせても「2空団に問い合わせしたところ通常訓練・・・」の答えしか返ってこないだろうと思い通報しませんでしたが、今日も戦闘機の騒音が聞こえていました。こうした騒音が毎日のように襲ってきたら、市民は黙って我慢するでしょうか?“通常訓練”でも市内上空は飛ばないことが自衛隊との約束事。しかし、慣れや面倒くささから通報をしなくなると、苦情とは反映しません。これが、“慣熟”訓練なのです。

 普天間基地の移設問題に関わって沖縄県民だけでなく、全国各地で普天間基地の即時撤退の運動が広がっています。

 そうしたなか矢臼別演習場(別海町)で5月26日から10日間の期間、米海兵隊の実弾砲撃訓練が行われます。この訓練には米海兵隊約430名、車両約100両、砲数12門という規模との情報です。防衛省は「防衛機密」の名のもとに“非公開”を米軍側と約束しています。とんでもない話です。

 驚くのは、「米海兵隊が矢臼別演習場への輸送費はすべて日本側が負担。簡易トイレから弁当代まで、“至れり尽くせり”の配慮ある移転訓練。今回だけの輸送額だけでも36.497万円の国民の税金」と指摘しています。(矢臼別演習場移転反対釧根連絡会ニュースより)毎年のように、訓練が行われ今年で11回目となります。

 今日の新聞報道で衆院外務委員長の鈴木宗男氏(新党大地)が、「普天間基地の移設問題で、在沖縄米海兵隊の実弾射撃訓練が行われる矢臼別演習場を含めた沖縄の負担軽減策もあり得るとの考えを示した」(16日:釧路市内のホテルのセミナー)と報じていました。事実とすれば許すことの出来ない発言です。

 そうした人物が市長選で誰を応援するのか?本籍と現住所の違いはあっても、「沖縄の負担軽減」と言って訓練移転を容認するのは共通しています。普天間基地問題は、市民の安全・安心なまちづくりに直結するだけに、選挙戦の争点にしなければならない問題と私は考えます。


深刻な入院日数制限!

2010年05月15日 16時47分53秒 | インポート

 ようやく“桜”が開花し、早朝ウォークしていると春の臭いを感じます。我が家の玄関先の狭いところにも元気に花が咲いています。単純ではありませんが「春が待ち遠しい・・・」と言う思いはこうしたところにあるのだ、と感じます。

 昨日、夕方母のところに顔を出すと、「いま、リハビリ室にいます」と看護士さんが教えて頂き、その足で“リハビリ室”を覗いて見ると、(リハビリ技師に)支えられながらも座位で“おはじき”を左手に持って、手前に置いてある籠にひとつ、ひとつ投げる練習をしていました。黙って様子を見ていると、Sさんが「今日は調子が悪いネ。いつもなら全部入れられるのに・・・。お父さん(私のこと)が見ているから少し緊張しているのかナ」と励ますと、私の顔を見るなり満面の笑みで「ウッフフ」と声?を出して頑張っていました。その後に5色5輪の輪を棒に掛ける練習。同じ色に掛ける練習は少し頭が使います。この訓練も日によって完全制覇出来る日とバラバラになる日があるようで、その時の身体の状態が大きく左右されるようです。

 リハビリを終えて疲れもありましたが、「相撲でも見る?」と声をかけると目がTVの方向に向いたので見せようとしたら、自分からイャホーンを取って耳に入れました。(ビックリさせられます)

 雨続きの影響でご無沙汰していた次男が、学校帰りに自転車で駆けつけてくれました。「おばぁちゃん。元気だった!・・・」のかけ声の前に、顔を見るなり“笑顔”で迎えてくれて次男もひと安心。

 相撲中継が終わったので私は帰宅しましたが、自転車で帰ってきた次男が「お父さんが帰った後、おばぁちゃんが『何』と喋ったヨ」と教えてくれました。僅か1語であっても言葉にしたのは初めてだけに驚きました。

 入院に関わって、これまでも治療費などに関わって様々な市民相談が寄せられています。現実、母が入院生活を送るようになって、高度医療の進歩、医療スタッフの献身的な姿を見てきましたが、国の医療費抑制策によって、入院日数の制限、次の転移先の相談などをめぐって、今後の不安が残ります。介護施設でも600人を超える待機者がいますが、医療機関でも次の転移先の待機待ちが増えています。どこでも誰もが安心して暮らせる社会保障(医療・介護・福祉)の充実は国の責任です。医師不足、病院のベット制限など今日の医療崩壊をつくり出した自民党政治は審判が下りましたが、民主党政権も同じ方向では、国民への裏切り行為です。政治のおおもとを質すことが急がれます。


決して他人事ではない普天間問題!

2010年05月12日 21時27分00秒 | インポート

 普天間基地の移設問題で、九州にある5ヶ所の自衛隊基地への“たらい回し”案が新たに浮上し物議を醸しています。(私は無条件撤退すべきと主張しています)この案の5ヶ所の基地には、新田原基地築城基地が含まれています。4年前に嘉手納基地の米軍機訓練を県外に分散することで「沖縄の負担軽減」が出来るとして千歳基地を含め6基地に訓練移転を強行しました。そのなかに新田原基地築城基地も含まれています。4年前の市長選の市民公開討論会で当時の岩倉候補は「訓練移転は“選挙の争点”にはなじまない」と避けました。ところが当選するとすぐに受入れ容認の態度表明には“騙し討ち”のような豹変ぶりに市民は裏切られた思いでした。そのことを議会で指摘すると「・・・(当選したことで)民意が反映している?」との詭弁には呆れてしまいました。今度の市長選では、どのような姿勢を示すのか?注目しています。

 私は昨年12月定例議会の一般質問で普天間基地の移転に関わって、「苫東地域も『移転先の候補地』との報道」に対する見解を求めた時、「基地の常態化は訓練移転とは次元が違う問題である」と慎重論な対応を述べるにとどまりました。私が懸念するのは、仮に九州(案)が強行されると当然、新田原・築城基地の関係から千歳基地も含め訓練回数の増加が考えられます。当然、騒音加重の影響は大きくなりますので、受入れ表明した時と情勢判断は違いますし、地元住民を含め市民のなかにはいまでも“反対”の声があります。普天間基地問題は、市民にも影響する問題として見るべき重要な課題であることをしっかり見極めることが重要です。

 良く“抑止力”という言葉が飛び交います。「米軍基地(海兵隊)があるから日本は守られる」という論法で普天間基地の移転を議論されていますが、いま開催されている核拡散条約(NPT)再検討会議では「核兵器の廃絶」が国際世論です。核保有国は「核兵器保有が“抑止力”になる」と核兵器廃絶に背を向けていましたが、国際世論の広がりで核保有国のオバマ大統領の発言も含め「核兵器の廃絶」が現実化しつつあります。

 “抑止力”論者は、「北朝鮮の脅威」論を強調しますが、「隣接する韓国でさえ在韓米軍の削減や海外展開部隊の転換を進めている」と日本共産党の赤嶺政賢衆院議員が事実を明らかにしました。まさに、海兵隊の存在は“抑止力”とは無縁。“たらい回し”論、“抑止力”論は沖縄県民と国民の願いを踏みにじるもの。改めて“基地の無条件撤去”の解決策を私は強く主張します。


ルールはしっかり守って!

2010年05月10日 21時11分45秒 | インポート

 来年退職を迎える市民から年金問題の問い合わせがありました。自宅に届いた「ねんきん定期便」を見ると若い頃の記録が明記されていないので、“年金事務所”(旧社会保険事務所)の窓口に相談に行ったそうです。窓口対応は職員と思っていたら、社会保険労務士の方だったので驚いたそうです。私は、基礎年金番号さえ判ればすぐに履歴が出ると思っているのですが、窓口では「名前と生年月日は?」と聞かれ、バソコン入力を見ていると名前は“カタカナ”で入力していたそうです。偶然なのか“消えた年金”?に該当して「履歴」検索不能となったそうです。「現在のお仕事は・・・」と聞かれ説明すると、奥にある電話で本人紹介を行い、基礎年金番号を確認し、ようやく番号によって履歴が判る、というお粗末な対応と憤慨していました。いまの時代に何故“カタカナ”入力なのか?しかも、会社名と所在地を言って調査依頼をすると「少し、お時間を下さい」との返答。「少しとは1週間後ですか?」と伺うと、返ってきた答えが「・・・半年はかかる」と耳を疑いたくなる対応に呆れたようです。行政用語で「少し」と言うのは「半年なの?じゃ、1年だったら“もう少し”と言われるのかナ?」と皮肉っていました。社会保険庁の名称を今年1月から“国民年金機構”と名称変更し、何か改革が進んだように見えますが、進んだことは職員の合理化であり、事務能力のなさだけ?と思うのは当然の声です。

 ミスター年金と言われた方が厚生労働大臣になって、「“消えた年金”は直ちに解消する」と公言しましたが、相談者の話が事実とすれば実態は何も変わっていないようですネ。

 そんな会話をしていると、市長選の話題になりました。「9日付けの市長のブログを見ましたか?」と言う話でしたが、あいにく外出先での電話だったことと市長ブログをいつも見ている訳でもないので、帰宅後検索して読むと確かに事前運動?と読みとれる表現がありました。「・・・今年は選挙イヤー・・・どうぞよろしくお願いします。・・・いよいよ決戦に向けてお世話になります。・・・」とのブログでの明記は不特定多数に対するブログとして、読み手にどのように受けとめられるでしょうか?挨拶のなかで表現するのは自由ですが、それを活字にすることは私としては“事前運動”に該当する?と思いますが・・・。

 年金問題と選挙運動は別問題ですが、共通したことは“曖昧”な対応です。ルールあっての社会だけにしっかり守ってほしい、と思いました。