針の耳を支えて、運針に必要な指ぬきです。
中指にハメて「小ちゃぼ」の針用です。
素材もいろいろです。
こちらは中指の根元にはめて手のひらで「大ぐけ」の針を支えました。
祖母がよく使っていました。
小チャボの針で縫う小学校の家庭科の授業には出てこなかったこの指ぬきですが、祖母見ていた私はその便利さがわかるのですが。
42歳の時88歳で逝った祖母。露店でやっと見つけた時はうれしかった。
自作の指ぬきを制作するのが流行った時代があったようです。
毛糸を巻いたのもの、紐でつなげてあるものは作者が違います。
きれいな刺繍が、使うのもったいない、で、残ったようです。
モノづくりは器用不器用が作品に出ます。
上手の手です。
裏側です。