袂の丸みを作る型です。
年齢や着物の種類によって袂の形は違っていました。
左から紙、アルミ、木製です。
中央のアルミが時代的には新しい道具の形で、後にステンレスに変わりました。
和服のシルシ付けはヘラでした。
鉄、角、木、象牙、竹、プラスティック、様々な素材で作られています。
洋服のチャコのように、書くことは絶対しませんから、シルシの付きにくい場合コテの様に火鉢の火で温めて使ったようです。
右端のヘラは反対側にルレットがついた変わりものです。
ルレットも時代によって変化しました。
目打ちです。