数校、数人の作品です。
型紙なので実際のサイズです。新聞紙の日付は大正7年1月です。
自身の後日用の縫製見本として作られたミニチュアですから、サイズは各人の自由で一定していません。
綿の入った冬用、赤ちゃんのおくるみです。
生まれてすぐ用は袖が無く、腕もろとも包んでいたようです。
赤ちゃんが爪で自分の顔へのひっかき傷の予防にはなるでしょうが、窮屈そうです。
白い襟が首にきます。
首が座ると袖付きで抱っこ。それとも掻い巻き布団でしょうか。
小さい方の一方は裏布付きで冬用です。
布オムツの時代ですから、どれもオムツ替えたりトイレ訓練しやすいように、お腹は冷やさないようにと工夫されています。
後ろです。
女児のドレス、お出かけ用?
男の子用です。人形に着せたいくらいです。