キック！！

遠くまでキューンと飛んでいくキック、気持ちいいですよね。そして狙ったところにずばり命中。トウーリオはちょっと蹴りすぎのような気がしますが．．．。
ショートパス、ドリブルをおりまぜて突破していくサッカーも美しいですが、ロングパス１本でゴールに結びつくプレー、あるいは逆サイドの味方の胸にぴたりと届くサイドチェンジなども大好きです。
というわけで、時代に逆行しているような気もしますが最近少年の練習で少しキックの時間を増やしてみました。
プレーヤーはそのキック力の範囲内しか遠くを見られないと言われることがあります。じゃあキック力があればプレーの視野が広くなるかというと必ずしもそんなことはないのですが、やっぱりキックは飛んだ方がいいでしょう。
中村俊輔は、私の中ではそういうピンポイントなロングパスで印象に残っているプレーヤーです。

負けては何にもならない

キャプテン翼に出てくる日向小次郎君のせりふです。
勝つことだけを目的にサッカーしていた小次郎が、全小の決勝戦、翼君や岬君と戦う内にサッカーは楽しいものだったと気づきながら、でも”負けては何にもならないんだ”と気合いを入れ直すシーンです。

楽しいサッカー?とかいろいろ言われるけど、やっぱりスポーツの根本は負けては何にもならないということではないでしょうか。

でも、良い（楽しい）サッカー＝勝つサッカー！？
となってしまってもなんか問題だな。

自分が選手として試合に出たり、子ども達のコーチをしていたり、自分の子どもを応援していていつも悩んでしまうところです。

負けては何にもならない。
でもサッカーは続いていく。
ってとこですか。