This is the football !長野市で活動していた吉田サッカークラブです。

活動期間1997年4月~2021年3月です。活動時はチーム公式ブログ、休止後はサッカー関係の随想をつづっています。

派遣。

2009年06月30日 | サッカー
と言っても、サッカーです。
日曜日行ってきました。派遣審判。
菅平まで北信越リーグ2部の副審に。

レベルが上のリーグの審判ということで緊張していたのでしょう。
朝出かけるときに2つも忘れ物をしてしまい取りに戻る始末。
それでもなお一番大事な元気の素、手作りおにぎりを見事にキッチンのテーブルの上に忘れてしまいましたとさ。

やっぱりJ5ともなると、マッチコミッショナー、審判アセッサーもきちんと派遣されてきますし、
公式戦!!という雰囲気満点です。

でも、会場が交通不便な所にあるというのは差し引いても、観客少なすぎです。
審判していても見入ってしまう(本当はいけない事ですが)プレーもたくさんありますし、何と言っても迫力あるプレーが間近に見れます。
たくさんの人に見てもらえたら、選手も審判も本部も、皆それぞれもっとやりがいがあるし、自分を超える力を発揮できるかもしれないのにな、と思いました。


今週末は久しぶりの北信リーグがあります。
足馴らしのため、フェローズさんのお誘いで練習試合を午後から組んでもらったのですが、もともとオフの日曜日だったのでみんな予定入れてあったのでしょう。
両チーム合わせて12~4名しか集まらず、6対6等を延々行いました。


何というか、自分で予定を組んでいるというのもあるんですが、公式戦、練習試合、平日の体育館練習、派遣審判、試合のライブ観戦、テレビ観戦、読書など本当に自分でもあきれるくらいサッカーしてますよね。

何でこんなにサッカーなのかなと考えたんですが、結局はサッカーに飽きていないということなんでしょうね。
サッカーに対しているどの瞬間を切り取っても同じ物が無い。
いつも新鮮な発見がある。
あるはずと思うから関われる時は寸暇を惜しんで会いに行く。

”サッカーのない日曜日は考えられない”-ロベルト・バッジオ

芸術鑑賞

2009年06月23日 | サッカー
いつも思うんですが、みなさん、日曜の夜にブログをよく更新されてますよね。
日曜の夜から月曜日の昼にかけてアクセスも増えるので、そこに新着記事が間に合えばもっと当ブログの読者も増えると思うんですが、

無理です。日曜の夜は疲れ果てていて。


というわけで週末の出来事など。


今週のメインイベントは娘のピアノ発表会でしたね。
県民文化会館改めホクト文化会館小ホールで開催されました。

そこには名器スタインウェイのピアノが置いてあり、弾き心地はとても素晴らしいそうです。(←聞きかじり)
まあ例えて言えば、普段土のグランドでサッカーしていて、手入れの行き届いた芝生の競技場でサッカーするようなものでしょうか?


娘の出番は第4幕。午後4時開演です。22人中16番目、一応トリグループの一人です。
遅い時間のグループということで年長の発表者が多く、どの人も聞き応えがありました。
娘の選曲は”美女と野獣”
クラッシックの技巧を要する発表曲が多い中で異色のスローバラードです。

最初の出だしから聞き惚れてしまいました。とにかく完成度が高い。見事に曲を表現してました。
”のだめ”ならバックにお花や鳥が飛んで特殊効果が始まるところです。

他の発表者より拍手が大きく聞こえたのは親ばかだからですよね。


22人のそれぞれのプログラムもバラエティーに富んでいて、発表者みなさん一定のレベル以上を弾きこなしていて得した気分の発表会でした。
みなさんご苦労様でした。


朝からこの日は北信リーグの予定があり、試合終了と共に音楽会に直行するはずでしたがあえなく雨天中止。
ならばと雨でも開催の県U-18ユースリーグに行ってきました。
そこで2種大会に主審デビューしてきました。

玉際での攻防が非常に激しい、タフなゲームでした。
高校生同士の攻守の切り替えの速い試合に付いていくのは大変でした。
体力切れで判断力が落ちないように、とにかく自分に”集中、集中”と言い聞かせて、80分間をなんとか破綻せず試合を裁き切れたと思います。

が、後で気が付いたんですが、対戦校の先生が2級審判を持ったみえたのでコメントもらえばよかったです。

今、息子は足を故障していて試合には出られない(怪我だけが理由かどうかは不明)んですが、3年生の引退の後の新チームはなかなかおもしろい試合していました。
攻撃パターンが増えてくれば前線に決定力のありそうな選手もいるので(この試合では0得点)勝てる試合をするんじゃないかと感じました。

また、見に行きます!!

市中大会再び!

2009年06月16日 | サッカー
今年も市中大会の緊迫感味わってきました。
ことしはサッカーとバスケの2本立て。

惜しくもどちらも市中大会で敗退が決まってしまいました。

サッカーについて言えば、個々のタレントは昨年を上回っていたと思うのですが、1+1が2より大きくならなかったのが敗因でしょうか。
勝負所でチームとしてのふんばりが効かなかった印象です。

結果、予選リーグ1勝2敗で4チーム中3位となり北信大会へは進めませんでした。

毎年のことですが去年の北信進出校の内、半分が敗退しています。
コンスタントに強いチームを作るのは難しいですね。だからおもしろいんだと思います。

審判も主審、副審それぞれ1試合を担当してきました。
どちらも緊張感と気迫が伝わってきて、いつもの倍近く疲れました。


バスケは基本的にトーナメント戦。
初戦に勝てば北信大会進出でしたが、優勝候補の一角と当たり敗退。
敗者復活戦に北信大会進出を賭けました。
10チームの敗者トーナメントに優勝しなければ進出できません。
表はある意味順位決めだけのトーナメント。
それに対して裏は、負けたら終わりの生き残りを賭けた試合が続きます。
プレッシャーはどれほどのものでしょうか?

なんとか決定戦までたどりついたのですがそこで力尽きました。
お互い2日間で4試合目。
気力の闘いとなりましたが、少し、勝ちたい気持ちで負けたのでしょうか?


帰り道、運動公園近くの交差点でテニスバッグを背負った中学生の女の子が泣いているのを連れの子が慰めていました。

この土日何人の中学生が涙を流したのでしょう。
勝ち残った子供達にはその想いも合わせて、次のステージでがんばって欲しいものです。

ダービーマッチ

2009年06月11日 | サッカー
昨日いただいたコメントの中に信州ダービーについてありました。
それに対して、僕はコメントで
”もしかして、信州ダービーは本来のサッカーリーグ戦のあり方かもしれませんよね。
行政で決められた地域ではなく、実感として地元と感じられる地域の対抗戦としての。”
と、書きました。
もう少し考えてみます。

ダービー・マッチ【derby match】
・サッカーなどで、同一地域に本拠地をおくチーム同士の試合。ダービー。(yahoo辞書より)

・基本的にダービーマッチはまず都市単位や州単位による地理的な要因によって発生し、その上に様々な特性が加わりながら次第に両者の間に敵対心が芽生え始めてダービーマッチへと発展する。
その主な特性としては、社会階級や所得格差などによる社会的な特性や宗派・民族間の対立などによる政治的な特性、クラブチーム同士が持つ過去の禍根などによる歴史的な特性が挙げられるが、そのリーグによってダービーマッチそのものの性質は若干異なっている。

例えば、発祥の地であるイングランドではあくまでも同一の都市や州の範囲内においてダービーマッチは終始しているが、イタリアでは歴史的な都市間の対立を背景にまったく行政区分が異なる都市同士であってもダービーマッチが成立している事が少なくない。
(wikipediaより)

信州ダービー
AC長野パルセイロ 対 松本山雅FC
北信越社会人リーグ
長野県は未だに分県論争が囁かれるほど南北の確執が強く、その事情を背景にした両者の試合は通常の倍以上の集客がある。県名で「長野ダービー」と呼ぶと松本側から反発があるため「信州」の呼称を使うのが普通。(wikipediaより)

という各定義を見ても信州ダービーはまさしく正真正銘なダービーです。

僕は名古屋市内の生まれです。ドラゴンズもグランパスも”ありました”。
でも、例えば

グランパス-名古屋サッカークラブ(名古屋ダービー)
グランパス-FC刈谷(尾張ダービー)

ドラゴンズ-三菱重工名古屋(野球ダービー)

ということには、たとえ同一リーグに所属するようになっても、失礼ですけど今後もありえないと思います。
クラブの成立する経過から考えても同じ存在には思えません。

それに比べて信州ダービーはまさしくダービー・マッチ!!
パルセイロと山雅の他にも北信越リーグには上田ジェンシャン、アンテロープ塩尻。さらに県リーグにもたくさんのチームがひしめいています。
どのチーム同士でもダービーマッチに成り得ます。

こういう群雄割拠の中で切磋琢磨してより上のリーグに上がっていけばいいのではないでしょうか。
そこである年、他の町に先を越されてもそれだけのことです。
町の価値が上下するわけじゃないですし、クラブを続けられなくなるわけでもない。
おらが町に応援するチームがあれば、それが幸せじゃないでしょうか。

まさしくクラブ発祥の地、ヨーロッパ的なシチュエーションです。


だから、県章の色はこちらの色だ。とか、勝った方が県の代表だとか主張するのは逆にダービーの価値を下げてしまうのではないかな、と思うわけです。

完全アウェー

2009年06月09日 | サッカー
土曜の午前は我が家のアイドル、チョコ(雌猫、4才)の検診でした。
ずっと家猫で育っているので、いつもと違うところへ連れて行かれると超ビビリまくります。
まさに完全アウェー。ずっと泣きっぱなしです。

午後は、市中大会前の最後のリーグ戦に審判に行きました。
どの中学も気合いの入った試合を繰り広げていました。
来週も帯同審判で行きます。がんばれ。

夜は、娘のバスケ部の懇親会に初出場。
未知のフィールドに飛び込んできました。
あまり飲まないようにして帰ったのですが眠気に勝てず、日本代表戦は始まって早々の岡崎の得点まで見逃す始末。あきらめて寝ました。



日曜日、午前中、全国社会人サッカー選手権決勝の準備の手伝いに南長野運動公園へ。
開門と同時にたくさんのサポーターのみなさんが入場されました。
試合まで見ることはできなかったのですが、サポーターの熱気に圧倒されました。

が、ここでしかし。
横断幕の中の”州都松本”長野県の県章を緑に塗り替えた物にはちょっとハテナでした。
もっともエルザが最初にチームカラーを県と同じオレンジにしたことから始まったことなんでしょうが...。

他県から来た人間からすれば、そこまでのライバル意識にはとても違和感を感じます。サッカーにまで持ち込まなくても、いやサッカーだから持ち込みやすいのか...。

その後、通りすがりに息子の練習試合を横目で見ながら北信リーグの会場に移動。
前半途中まででしたが、久々に出場しました。
青空の下、芝生の上をアップの為にジョギングするのは何とも気持ちいいものです。
今年は出席率が良く毎試合キャプテンは出場選手に頭を悩ませています。
今日もし出られなかったらこのジョギングだけでもいいか、と思っていたらスタメンでした。
サブのメンバーに恥ずかしく無いよう、ミスを恐れず精一杯の自分を出し切ったつもりです。
次回もがんばります!!

そして夜、BSでの再放送で日本-ウズベキスタン戦、見ました!!
感動しました。久しぶりに肉体と魂のぶつかりあいを見せてもらいました。

審判についていろいろ言われていますが、どちらか寄りというよりも平常心を失っていたんではないでしょうか?
そうなれば声援、ブーイングなどからどうしてもホーム寄りの笛を吹いてしまい
”やばいやばい、今の違った!取返さなければ!!”
とますます訳がわからなくなっていくという悪循環にはまってしまっていき、そして最後は、
もういい!!お前ら退場!!
てな具合だったのでは?

抗議するとすればそういうレベルの審判を割り当てたことに対して行うべきでは。

”勝てばいい”と思っている代表戦ですが、こういう試合を見ると本当に感動します。
問題はこれから1年間、対外的には真剣勝負はありません。
代表の内部でどれだけ緊張感を続けられるかでしょうね。
チームを作り上げるには時間が掛かりますが壊れるのは一瞬です。
岡田監督の真価が問われるのはこれからですよね。


ということで、この土日は飼い猫から日本代表までとても振れ幅の大きな2日間でした。

まだまだ書き残しはあるんですがとりあえず。