これがサッカーだよ。

PK戦、しびれましたね！
と言ってもアジアカップでの日本代表ではなく吉田SSC５年生の週間長野杯での話です。
今回は親ばか原稿なのであしからずご了承下さい。

大会二日目の決勝トーナメント。息子Ｄはストッパーで先発起用されました。最近攻撃的なポジションが多かったので正直ちょっと？な感じがしましたが、試合が始まると目を見はりました。
ボールホルダーへのすばやいアプローチ、危険な地域を的確なカバーリングでつぶし、決定的な場面では捨て身の守備、イージーな場面はノーミスで処理し、後方から味方へのコーチング、と同じポジションの私の目から見ても素晴らしい出来でした。
得点力のある昭和、ガーフに対して２試合を１失点で切り抜けられたのは、メンバー全員の最後まであきらめない攻守に渡ったプレイはもちろんですが、最終ラインの砦としてのＤの必死なプレイがみんなを勇気づけたことも大きな要因だと思います。
魂の守備。
大人並みに大きな相手ＦＷに立ち向かっていく姿には胸が熱くなりました。
そしてＰＫ戦。

まさか５番目のキッカーのＤが止められて負けるとは。
彼が頭を抱えている姿にゲーム中の獅子奮迅の姿が重なり何か声を掛けるとそれがきっかけで涙がこぼれそうになり、ベンチに帰ってきた彼に結局気の利いた言葉は掛けられませんでした。

This is the Football.

こんな劇的な場面を演出してくれたサッカーの神様に感謝します。